千と千尋|よきかなの意味ってなに?声優や神様の名前についても!

千と千尋の神隠し
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『千と千尋の神隠し』に登場するオクサレ様と呼ばれていた神様が最後に「よきかな-」と言って去ってゆくシーンは、千尋を大きく成長させる印象的なシーンですよね。

実は、あのオクサレ様には他にちゃんとした神様としての名前があるって知っていましたか?

そして「よきかな」ってどんな意味?と子どもに聞かれ、うまく説明ができなかったので調べてみました。そうしたら、神様の千尋に対する労いの言葉であることがわかりました。

今回は『千と千尋の神隠し』で「よきかな」と言って去っていったオクサレ様のキャスト声優や神様の名前、そして「よきかな」の言葉の意味について調査してみました。




千と千尋の神隠し|「よきかな」の神様のキャスト声優は誰?

「よきかな」と言っていたオクサレ様のキャスト声優を務めたのは、

はやし・こばさんです(1935年7月27日東京都生まれ)。

はやしさんは、2016年に亡くなられるまで、作曲・編曲家として活動し、長年CMソングやサウンドロゴを多く手掛けてきました。

製薬会社の「ガンバラナクッチャ」や大日本除虫菊「タンスにゴン」、「いいことあるぞ、ミスタードーナツ」や「こてっちゃん」など、代表される作品はどれも聞いたことのある曲ばかり。

まさかこれほどの作曲家がジブリ作品に声優としてご出演していたなんて、びっくりですね。

私はこの「よきかな」と言ってウァーッハッハッハ!と高らかな笑い声を上げながら湯屋を去っていくときの竜のような姿がとても好きです。

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千と千尋の神隠し|「よきかな-」オクサレ様のホントの名前は?

異臭を放ったオクサレ様と呼ばれる神様に、なんとか足し湯をしながら大量の薬湯に入ってもらおうと奮闘した千尋。

その結果、オクサレ様は千尋の手の中にニガダンゴを握らせていってくれました。

そのオクサレ様の本当の名前は河の神(かわのかみ)です。

河の神様だったんですね-。

私は、一番最初にオクサレ様を観たとき、あまりのドロドロな状況に「これって神様なの?」と思ったものです。

あの湯婆婆でさえあまりの異臭にあごをガクガクさせ震えながら千尋に「何怯んでるんだい、早くご案内しな!」と語るシーンは必見です!

臭くて接客なんてとんでもない!と言わんばかりにイヤなものを湯婆婆たちから"押し付けられた"千尋は、そのドロドロをかき分けてお湯を足し続けます。

よほど気持ちがいいのか、ゴミの塊と化していたオクサレ様は「アーーーー」と臭い息を千尋に吹きかけます。

そして、千尋も"お湯に浸かってくつろいでもらいたい"との一心で働きます。

その"なんとかしなければ"と頑張る姿勢は"少しずつ課題に向かって解決しよう"という姿であり、千尋の成長の一端であり、私はとても胸を熱くしながら観ていました。

千尋の「トゲみたいなのがある」との話から、オクサレ様が「河の神」であることに気付いたのは湯婆婆です。

その後、千尋が必死にロープを絡ませて引っ張ったものが自転車やいわゆる粗大ゴミだということを考えると、川の汚染・自然環境について子どもたちに考えてもらいたいとの宮崎駿監督の思いが伝わってきますね。

このシーンが、子どもたちにも様々なことを考えるきっかけとなっている気がしています。

なぜ河の神様が、ゴミの塊とともにドロドロになって湯屋に来たのか?

どうしてここまで、川がゴミだらけになったんだろう?

そんな問いかけをしたら、子どもはどんな想像力を働かせて答えてくれるのでしょう。

私は"子ども自らが考えようとする力"を育くめるようなストーリー展開になっていることが、ジブリ作品の何よりの魅力だと感じています。

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千と千尋の神隠し|「よきかな」ってどんな意味?

ところで「よきかな」って言葉、どんな意味かご存知ですか?

私は河の神の湯屋への感想「(お風呂が)よかった!気持ちよかった」の「よきかな」だと思っていました。

子どもにも質問されたときもそのように答えていましたが、改めて調べてみたら河の神様の千尋へのねぎらいの言葉であることがわかりました。

「よきかな」とは?

「よきかな」は漢字で「善哉」(善き哉)と書き、音読みすると「ぜんざい」と読みます。
ぜんざいとは、おしるこ(汁粉)のこと。
「善哉餅」(ぜんざいもち)と呼ぶ地域もあるようです。

「よきかな」という言葉と食べ物の「ぜんざい」、一見すると関連がないように思えますね。

実はこの「よきかな」、
室町時代の禅僧である 一休和尚が弟子の作ったお汁粉が美味しかったので「よきかな」と言ったことが由来との説もあるようですが、もともとは仏教で使う言葉だったようです。

善哉【ぜんざい】
仏典で、仏が弟子の言葉に賛成してほめる語。よい言動をほめる語。
よいかな。それでよい。
                                                 引用:大辞林第四版 三省堂

河の神さま語った「よきかな」は、千尋に「よくやった!」と労ってくれていた言葉だったということがわかりました。

劇中では、この千尋の頑張りが中盤以降の展開のポイントになるエピソードとなっています。

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千と千尋の神隠し|「よきかな」の意味、声優や神様の名前まとめ

いかがでしたか?
「よきかな」と言っていた"オクサレ様"とは、湯屋に疲れを癒しにきた神様のなかでも"汚れのひどい"神様に対して使われる敬称のようなものだと考えられます。
そして千尋へ苦団子を授けてくださった神様の本当の名前は「河の神」でした。
「よきかな」の意味は「よくやった!」。河の神さまが千尋の労をねぎらいかけた言葉。



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