『千と千尋の神隠し』に登場するピンクのネズミとカラスが可愛い!とネットで話題になっています。
このネズミとカラスの正体はいったい誰なのでしょうか?
物語の中盤から千・カオナシとともに、さまざまな冒険をするネズミとカラス。
今回は、この可愛いキャラクターの正体や魅力、グッズについてお伝えします!
『千と千尋の神隠し』のネズミとカラス|正体は坊ネズミと湯バード
『千と千尋の神隠し』の印象的なシーンとして、こちらの電車に乗っているシーンを挙げる方も多いのではないでしょうか?
このシーンで、車窓から海を眺めているネズミとカラスは、いったい何者?と話題になっています。
ハクが盗んだ魔女の契約印を届けるため、ハクの行為を心から謝罪するために、銭婆のもとへ向かう千の姿はとても印象的ですよね。
そんなしんみりした気持ちの千と行動を共にしているネズミとカラスですが、車窓を見ている後ろ姿は楽しんでいるように感じられます。
このネズミの正体は、湯婆婆の息子の坊、カラスの正体は湯バードです。
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そもそも湯婆婆が、坊を一歩も外に出すことをしなかったので、初めて見る外の世界に坊は夢中だったのでしょう。
それに、銭婆から「ちょっと太り過ぎ」とのことから魔法によりネズミに変えられたことが、坊にとっては外の世界を知るきっかけにもなり、楽しくなったのでしょうね。
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『千と千尋の神隠し』のネズミとカラス|湯バードはハエドリに!
湯バード
は、体がカラス、顔が湯婆婆のキャラクターです。
湯バードというキャラクター名は、作中では登場しないので「名前があったのね」と感じる方も多いかもしれません。
この湯バードは、湯婆婆の手下として油屋で働いています。
言い換えるとハクの同僚といった感じでしょうか。
ちなみに、
湯バードはカラスですが、銭婆の魔法によって変えられた姿はハエドリです。(カラスではないのです)
このネズミとカラスのキャラクターは可愛いですよね。
(あっ、ハエドリです)
銭婆によって身軽になった坊と湯バードは、2人いつも一緒。
そして千の肩に乗り、千とも一緒に行動します。
ネットでも"かわいい"と話題になっており、さまざまなグッズが人気です。
ネズミの丸っこいプニプニしたフォルムや、目がクリクリしたハエドリがなんとも癒されます。
『千と千尋の神隠し』のネズミとカラス|湯バードが戻らないのはなぜ?
作中で、千(千尋)が銭婆に対して、「2人を元に戻してほしい」と、魔法を解くようお願いするシーンがあります。
ところが、坊・湯バードとも魔法が解けているのに自分の意志でネズミとカラスの姿のままになっていました。
このあと、坊は湯婆婆の目の前でネズミから元に戻りますが、ハエドリとなった湯バードは戻らないままで物語は終わります。
このことについて、ネットではさまざまな憶測を呼んでいますが、おもに次の3つがあるようです。
◉ハエドリの姿が気に入ったから
◉小回りがきいて動きやすいから
◉また、湯婆婆の元で働きたくなかったから
どれもありそうですよね。
湯バードのときにはバサバサと音を立てて飛んでいますが、ハエドリとなってからは明らかに身軽です。
自分で、ハエドリとなった姿が"なかなか可愛いじゃん"と思ったのかもしれません(笑)。
とまぁ、いろいろ考えることができますが、私の考えは、
湯婆婆の手下として働くのがイヤだからだと思っています。
湯婆婆って"自分がやりたくない仕事を部下に押し付ける"タイプの上司ですよね。
あれほどの湯屋を経営するトップとしては、手下が必要なことは理解できますが、部下とのコンセンサスなんてものは考えないでしょう。
そう考えると、湯バードは偵察などいろいろやりたくない仕事をやらされていたのではないかと思います。
こんなことを想像すると油屋も、人間世界の中小企業のように身近に感じられますね。
『千と千尋の神隠し』ネズミとカラスの正体は?まとめ
・銭婆の魔法によって、ネズミとハエドリの姿に変えられた
・2人とも魔法が解けているのに、自分の意志で元の姿に戻らなかった
・湯バードが最後までハエドリなのは、湯婆婆の元で働くのがいやだったから
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