PR

【猫の恩返し】キャラクターまとめ!人間の世界・猫の世界

猫の恩返し
引用:https://www.ghibli.jp/works/baron
この記事は約12分で読めます。
記事内に広告が含まれています。

『猫の恩返し』は2002年に公開された、スタジオジブリ制作のアニメーション作品です。

猫がたくさん登場するので、癒された人も多いのではないでしょうか。

 

今回は「猫の恩返し」のキャラクターや、登場人物を一覧で紹介します。




『猫の恩返し』キャラクター:「人間の世界」吉岡ハル

吉岡ハルは本作の主人公で平凡な女子高校生

クラスメイトの町田くんに片思いしていて、短い前髪とポニーテールがトレードマークです。

 

素直で心優しい性格ですよね。

それは、空から聞こえてくる声に従い、猫の世界に行ってしまうほどのものです。

 

でも、フワフワしているだけでなく正義感が強いのもハルの長所!

ルーン王子がトラックに轢かれそうになったところを助けました。

 

ルーン王子を助けたことにより、猫からの恩返しの日々が始まったのです。

でも、恩返しされたものは猫じゃらしやネズミなどハルにとって必要のないものばかりでした。

 

最終的な恩返しは猫の世界に招かれ、ムーン王子の妃になることだったのです。

 

バロンやムタとの猫の世界での出来事を経て、だらしない生活を送っていたハルは大切なことに気が付き成長していきます。

 

ジブリには珍しい、人に流されやすく優柔不断な主人公という印象ですよね。

 

しかし、森田宏幸監督はそこをハルの魅力としているようで、現代の女の子に重ねたキャラクターをつくりたかったようです。

 

たしかに、身近にいそうな女の子って感じです。

 

素直で優しいけれどドジな一面もあるハルに、親近感を感じる人も多いでしょう。

 

ハルについては、こちらの記事でまとめています♪

『猫の恩返し』ハルの性格や苗字年齢は?なぜ猫化した?お父さんや声優についても!
猫好きにはたまらないジブリ作品『猫の恩返し』。 実は『耳をすませば』の主人公、月島雫(つきしま しずく)が書いたとされる物語なのです。 雫との対比を表している『猫の恩返し』の主人公、吉岡ハル(よしおか はる)。 ネット上では、かわいいや嫌い...

 




『猫の恩返し』キャラクター:「人間の世界」ひろみ、チカ、町田

 

ひろみは、主人公の吉岡ハルの親友です。

 

ラクロス部に所属しており明るくサバサバしていますが、卓球部の拓植が好きという乙女心も持っています。

 

いつもハルと一緒に行動しているので、ルーン王子をハルが助けたときも一緒にいました。

 

しかし、助けたルーン王子が去っていったあとにハルと合流したので、猫がお辞儀をしたというハルの言葉なんて信じていないままなのです。

 

 

チカは、ハルやひろみの友人でメガネが特徴ですよね。

 

作中でのセリフや卓球の試合でノートをとっている姿からして、勉強家のように思えます。

 

まじめそうな見た目ですが、運動部のひろみやハルといることや、ひろみと卓球の試合を見に行くこともあるので交友関係は広いのかもしれません。

 

町田くんは、ハルの片思いしている相手です。

 

1つ下に彼女がいるので、ハルのことはただのクラスメイトだと思っていそうです。

 

段差の注意をサラッと促す姿やルックスが良いので、ハルが好きになってしまうのも、うなずけますよね。

 

きっと、学校中で人気がある男の子なのでしょう。

 




『猫の恩返し』キャラクター:「人間の世界」(ハルの母)直子

ハルの母親の直子は、女手1つでハルを育てた女性です。

 

普段はパッチワークキルトの仕事をしていて、夜ご飯を作る時間がないくらい忙しいこともしばしば。

 

ハルがだらしない生活を送っていることは、注意することもなく慣れている様子ですよね。

 

リビングやハルの部屋にキルトの家具がたくさんありますが、それはすべて直子が作ったものなのです。

 

だらしないハルに指摘をするなど、あまりお母さんらしいところを見せないため、ハルとは友達のような距離感なのでしょう。

 

ハルのお父さんはいない設定なので、ハルと2人で広い一軒家に住んでいます。

 

作中にハルがバイトをしている描写はありませんよね。

 

裕福な暮らしではないけれど、ごく普通の生活を送っているので直子がかなり凄腕の人なのかもしれませんね。

 




『猫の恩返し』キャラクター:「猫の事務所」バロン

 

バロンは、猫の事務所にいる二足歩行の猫です。

 

バロンを制作した人は、バロンを「フンベルト・フォン・ジッキンゲン」と名付けました。

 

バロンは『耳をすませば』に登場する30センチほどの置物の猫。

 

『猫の恩返し』は『耳をすませば』の主人公雫が作中で書いた作品という設定です。

耳をすませば・猫の恩返しのつながりって?どっちが先?
『耳をすませば』と『猫の恩返し』が繋がってるってホント? バロンが両方の作品に登場している!?どうして? 2002年7月に公開された映画『猫の恩返し』は、主人公の女子高生・吉岡ハルが交通事故に遭いそうだった猫を救ったことから始まる物語です。...

 

 

バロンの最大の魅力は「男爵」そのものの紳士的な振る舞いとキザなセリフです。

 

タキシードを身にまとい、外出するときにはステッキを持って行き、ときにはそのステッキで戦います。

 

ハルからも好意を寄せられましたが、ルイーゼという婚約者がいるのでハルの告白をやんわりと断っていました。

 

人の気持ちを察することができ、特にムタの扱いがうまいですよね。

 

バロンはいつも自分のことを「私」と言います。

でも、空から落ちているハルがパニックになっているときは、作中で唯一「俺」と言った瞬間がありました。

カッコイイ!

 

また、猫王との戦いでも相手の身を傷つけずに勝ってしまうほどの実力の持ち主。

ハルをお姫様抱っこで階段を駆け上がる姿は王子様そのものです。

普段は紳士的で、いざという時には頼りになるといった、女性にとってはたまらないギャップを持った男性ですね。

 

ジブリの男性ランキングに上位に入るのも、納得ができるキャラクターです。

 




『猫の恩返し』キャラクター:「猫の事務所」ムタ、トト

ムタは、バロンやトトの仲間大きくて白い猫です。

 

本名は「ルナルド・ムーン」

 

猫の国の湖の魚をすべて食い尽くし、猫の世界の歴史に刻まれるほどの伝説の猫と言われています。

 

正体がわかるとお城の兵士たちも血相を変えてムタを恐れていました。

 

ムタは頼まれごとをされると、文句はつけるもののまんざらでもないと思っているタイプです。

甘いものに目がなく、甘いものを与えるとすぐにやる気になります。

 

体が大きいので俊敏な動きができないと思われがちですが、ハルを迎えにきた猫たちと同じくらい速く走ることもでき、ハルを高いところに投げる腕力もあるのです。

 

トトは、120年前から猫の事務所前にいるカラスの石像

いつも町の様子を眺めており、陽が沈むと動き出すことができます。

 

トトはカラスなので、猫の世界には入ることができませんでした。

 

ハル、バロン、ムタが猫の世界から帰ってきたとき、トトの仲間たちをたくさん呼び集め、ハルの学校までの架け橋となるよう指示していたのです。

 

ムタに対しては毒舌ですが、ハルに対してはバロン同様、かなり紳士的な対応ですね。

 

いつもムタと言い合いしていて仲が悪いように思いますが、いざとなったら協力しあうことができるので3人は固い絆で結ばれているのでしょう。

 




『猫の恩返し』キャラクター:「猫の世界」ルーン王子、ユキ

ルーン王子

は、猫の国の王子様で猫王の息子にあたります。

 

父親の猫王とは正反対の性格をしていますよね。

礼儀正しく上品で紳士的です。

 

ユキにプロポーズをするために、人間界でユキの大好きなお魚クッキーを探していました。

お魚クッキーを運んでいる途中で、トラックに轢かれそうになりハルに助けてもらったのです。

 

とても賢いので、道路状況など周りのこともよく見ることができるはず・・・

ところが、クッキーが手に入ったことで道路を渡るときには浮足立っていたのかもしれませんね。

 

ただ、仕事はまじめで自分の業務をまっとうしており、猫の国のみんなからは信頼し愛されています。

 

 

こちらの記事ではさらに詳しくルーンについてお伝えしています。

 

ユキは、ピンクのリボンをつけたおしとやかな真っ白の猫です。

 

猫の城では、ハルやバロンを助ける手助けをしてくれました。

 

前に出るようなことはしませんが、ここぞいうときには頼りになる一面もあります。

 

子猫だったころ、ハルからお魚クッキーをもらい助けてもらったことがあったので、そのクッキーはユキの中で大切なものになっていたのです。

 

ハルに助けてもらったことがあるので、ハルがピンチのときに力になってあげたいと常々思っていたのでしょう。

ハルには、空からハルに猫の事務所に行くように促すことや、猫の世界に来たときには早く人間界に帰るように警告をしていたのです。

 

 




『猫の恩返し』キャラクター:「猫の世界」ナトル

猫王の第2秘書

耳が垂れている猫です。

平和主義で甘え上手、誰に対してもいつもニコニコして愛嬌がありますよね。

 

ハルになにかを伝えるときには必ず登場するので、ハルに怒られがちです。

 

しかし、説得力に長けているため、ハルやムタの行動をかりたてるのが上手ですよね。

強引なところもありますが、本人はよかれと思ってしている行動なのでハルはナトルを憎めないのでしょう。

 

ナトルはかわいい言動が多いですが、性別はオス猫なのです。

 

ハルがドレス姿に着替えるときも部屋の外に出ていたし、秘書は代々男性がなるものといわれているので間違いないでしょう。

 

同じ秘書のナトリとは名前が似ていますが、なんの関係性もありません。

役職名から見ても、ナトリとは同じ秘書なので上司と部下の関係なのです。

 

ナトルは、ナトリとは正反対の性格をしているため、バランス良く猫王を支えられているのでしょう。

 

 




『猫の恩返し』キャラクター:「猫の世界」猫王、ナトリ

猫王は、猫の国の王様ムーン王子の父親です。

ムーン王子と同じで左右の眼の色が違うオッドアイをしています。

 

息子のルーン王子を助けてくれたハルを、ムーン王子の妃にすることが恩返しになると考えるほどわがままで自己中心的な性格の持ち主です。

 

また、ムーン王子がユキと結婚すると聞くと、ハルを自分の妃にしようとも考えていました。

 

そんな性格の者が城を支配しているため、自分の思った通りに物事が進まないと激怒してしまうのです。

国民よりも自分のための行動をするので、国民は猫王を怒らせないようにと日々恐れています。

 

悪い猫のように見えるのですが、ルーン王子がハルに助けられたと知ったときには親である自分が直接ハルにお礼を伝えに行きました。

 

わがままな猫王ですが、ルーン王子にも慕われている描写がありましたので、本当に悪い猫ではないのでしょう。

 

バロンと戦ったあとの猫王、気になりませんか?こちらの記事をご覧ください。

 

ナトリは、猫王の第1秘書です。

猫の国で唯一メガネをかけている猫ですよね。

 

猫王の自分勝手な言動にも嫌な顔1つせず仕えています。

 

猫王に忠実なので、猫王が王様を引退するときも一緒に引退すると言う姿勢も見せているのです。

自分のことよりも猫王の安全をいつも1番に考えるくらい、秘書として抜群の優秀さを見せています。

 

猫王に冷静なアドバイスをする姿や猫の国の歴史が頭に入っているなど、ナトリの優秀でスマートな対応が素敵と感じているファンも多いようです。

 

 

『猫の恩返し』をさらに深く鑑賞できる記事はこちら!

『猫の恩返し』の舞台はどこ?モデル地にあのお店が実在する!?
『猫の恩返し』の舞台となった街ってどこかご存知ですか?横浜や東京といわれていますが、スタジオジブリが公式に"大いに参考にした場所"として"横浜元町"を挙げています。 今回は『猫の恩返し』の舞台となった街について、お送りします。
『猫の恩返し』がジブリで一番好き!楽く観るポイントはココ!!
『猫の恩返し』が2021年"夏はジブリ"金曜ロードショーで8月20日に放送されることが決まりました! 猫好きにはたまらない作品ですよね! 楽しい個性豊かなキャラクター猫の登場や、猫男爵のバロンのカッコ良さにキュンとする映画です。 スタジオジ...



コメント

error: Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました