『猫の恩返し』の舞台となった街ってどこかご存知ですか?横浜や東京といわれていますが、スタジオジブリが公式に"大いに参考にした場所"として"横浜元町"を挙げています。
今回は『猫の恩返し』の舞台となった街について、お送りします。
『猫の恩返し』舞台となった街|横浜の元町商店街
舞台の中心は神奈川県横浜市ですが、シーンによっては東京都内もあるようです。
ハルが猫の事務所を探している時にムタと出会う十字街商店街のシーンは、石川町駅にある元町商店街をイメージしているといわれています。ノスタルジックな街並みが、「猫の事務所」の所在地にぴったりだと感じました。
十字街のモデルになったのは横浜の元町商店街です。#猫の恩返し #金曜ロードショー pic.twitter.com/shbJqLkSqe
— キャッスル@ジブリフリーク (@castle_gtm) November 18, 2016
森田宏幸監督は、元町商店街について"おしゃれな街並み"との印象を持ったようです。
ホント西洋の雰囲気が漂ようステキな街です。
「十字街」という名称は、原作者の居住地である北海道函館市にある「十字街停留所」から付けられたのではなかといわれています。こんなネーミングはユーモアがあっていいですね。
『猫の恩返し』舞台となった街|阿佐ヶ谷駅南口の中杉通り
その他、ハルの登校やルーン王子を助けたシーンは、東京の表参道や阿佐ケ谷駅南口を出た中杉通りを参考にされているんですよ。きれいなケヤキ並木が続くステキな通りです。
ハルがルーン王子を助ける重要なシーンですが、爽やかな街並みがとても印象的なシーンです。
ハルの通学路のケヤキ並木のもう1つのモデルは阿佐ヶ谷駅近くの中杉通り。#猫の恩返し #金曜ロードショー pic.twitter.com/s9PnjrsyZ3
— キャッスル@ジブリフリーク (@castle_gtm) November 18, 2016
そして、しっかりとパーキングメーターもありますよ。
ハルの通学路の商店街は、阿佐ヶ谷駅南側の中杉通りも参考にされています。ケヤキ並木とツツジの植え込みがあるところ、パーキングメーターがあるところなどが似ていますね。#猫の恩返し pic.twitter.com/7sGEkZX7gR
— キャッスル@ジブリフリーク (@castle_gtm) August 24, 2018
あの、ラクロスのラケットがバキッと折れた瞬間のシーンを思い出しますね!
このようにして写真と映像を比べてみるとよくわかりますが、光の表現がとてもリアルでステキだなぁと感じます。
『猫の恩返し』舞台となった街|おさかなクッキーのお店が実在!?
なんと!ルーン王子がおさかなクッキーを持って出てくるケーキ屋さんは、高円寺駅近くに実在するんです。
"手作りケーキ"と書かれた緑色の可愛らしい看板が目印のケーキ屋さんです。
ルーン王子が出てきたケーキ屋のモデルは、新高円寺駅近くにある「MYNT」さんの旧店舗です。現店舗には森田宏幸監督のイラストとサインがあり、おさかなクッキーも販売しています。#猫の恩返し pic.twitter.com/Rkx0OuwSBZ
— キャッスル@ジブリフリーク (@castle_gtm) August 24, 2018
この「MYNT」(ミント)の店主さんは『猫の恩返し』にお店が登場していることを、なんと!お客様から聞いたんだとか。
その後、おさかなクッキーを店頭に出すようになったそうです。
店舗には森田宏幸監督からのメッセージもありますよ!
映画がご縁で親交があるっていいですね。
『猫の恩返し』ファンたちが聖地巡礼の地として訪れることも多く、心温まるメッセージが書かれたノートも大切にされており、こうした心遣いが長く愛される作品となっているんですね。
ぜひ、映画のシーンを思い浮かべながら、おさかなクッキーを食べてみてはいかがですか?
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『猫の恩返し』の舞台はどこ?まとめ
横浜元町商店街がモデルとされている。
・「十字街」の名称は、原作者の居住地である函館の「十字街停留所」からきていると言われている。
・そのほか、東京の表参道や阿佐ヶ谷南口にある中杉通りもモデルといわれている。
・劇中で登場する"おさかなクッキー"のお店が実在する。
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