猫の恩返しのムタ!最後のセリフが聞き取れない!何て言ってる?

猫の恩返し
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映画『猫の恩返し』のラストシーンで、ムタがハルに言った最後セリフって聞き取れましたか?

実は、何て言っているかわからなかったという声が多いシーンなのです。

この、ムタっていう"ふとっちょ猫"は、かなり無愛想なブタ猫ですが、何かとハルのピンチを救ってくれる、助っ人(?)猫。

今回は、ツンデレ猫"ムタさん"の猫の種類や声優、そしてあのゼリーのことなどムタの魅力をたっぷりお伝えしたいと思います。




猫の恩返しの「ムタ」ってどんな猫?種類は?

『猫の恩返し』のヒロイン、女子高生ハルが猫の事務所を探しているときに太々(ふてぶて)しい態度で昼寝をしているのがムタです。

猫男爵のバロンの仲間ですが、あのカッコいいバロンとは似ても似つかない風貌ですよね。

無愛想、ぶっきらぼう、横柄なんて言葉が似合う!?ネコですが、ハルを助けてくれる重要なキャラクターでもあります。

そこで気になるのがムタの猫の種類。

特に明らかにされていないのですが、雑種と言われています。

左耳のブチしっぽの先が刷毛(はけ)のように分かれているコトが特徴ですよね。

ちなみに、バロンはアビシニアンと言われているようですが、真相はハッキリしていません。

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そのほか、耳が垂れているのが特徴のナトルは、スコティッシュフォールドではないかと言われています。

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猫の恩返しの「ムタ」本名は「ムーン」

ハルに「ムタさん」ではない「ブタさん」なんて言われているシーンがありますが、

実は、ムタには本当の名前があるんです。

本名は「ルナルド・ムーン」です。

ムタが偽名を使って生きなければならない理由があるの?って感じですよね。

実はムタは、むかし猫の国のすべての魚を喰い尽くして逃げた伝説の大犯罪猫だったのです。

この壁画、ある意味ビックリですが、しっかりとムタの特徴を捉えて描かれているのがイイですね。

壁画になるほどの大泥棒ってことですから、やはりあの図々しさ、太々しさはただモノではない!って感じです。

ムタを見た猫王が「どうすればそんなに長く生きられるのか」と語っているところから、かなり長生きしている猫なんですね。

一部では、不老不死とまで語られている"まさに伝説猫"なんでしょう。

 

ところで、このムタが『耳をすませば』に登場していたことをご存知ですか?

この猫です。

主人公の月島雫を地球屋へ導く案内役でもありました。

そして、この猫を「ムーン」と呼んでいたのが天沢聖司でした。

そのほかには「おたま」や「ムタ」とも呼ばれていたんですが、そもそもムタは"商店街に住み着いている野良猫"のような暮らしぶり、自由で家で飼われているような雰囲気はなく、

さまざまなお宅にフラっと現れて、フラッといなくなるような生活をしている感じでした。

なんだか、表情がムタに比べると穏やかな感じがしませんか。左耳のブチ模様でムタとわかりますね。

ムタのように話はしませんが、ほっこりさせてくれる猫って感じです。

ムタのほかにも『耳をすませば』にはバロンも登場しており『猫の恩返し』とも繋がりがあるんですよ。

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『猫の恩返し』では、主人公のハルを猫の事務所への案内『耳をすませば』では、主人公の雫を地球屋へ案内するという、言葉少なに「俺についてこい!」的なツンデレ猫は、どちらの映画でも重要なキャラクターです。

我が家でも、子どもが道端で猫を見ると、つい追いかけたくなるようです(笑)。
(チト、映画の見過ぎな感もありますが・・・)

「ムタ」の名前の由来はプロレスラー!?

なんと「ムタ」の名前を考えたのは、宮崎駿監督なのです。

この作品の原作者である柊あおいさんと宮崎駿監督とのインタビュー(『猫の恩返し』ロマンアルバム)にて明らかにされました。

なんでも「グレート・ムタ」という有名なプロレスラーの「ムタ」からお借りしたものなんだとか。

私はプロレスに詳しくないのでグレート・ムタ氏を存じ上げなかったのですが、逆にあのいつも忙しい宮崎駿監督がプロレスをご覧になっていることの方がオドロキです。

宮崎駿監督は、いろんなところに発想の起点があるんですね。



猫の恩返し「ムタ」のキャスト声優は渡辺哲さん

ムタのキャスト声優は、渡辺 哲(わたなべ てつ)さんです。

1985年に黒澤明監督の『乱』で映画デビューし、その後さまざまな作品に出演しご活躍されています。

スタジオジブリ作品へのご出演は『もののけ姫』の山犬が最初で、ムタ役が2回目でした。

強面(こわもて)な印象がある渡辺哲さんですが、チラッと見せる笑顔から優しいお人柄が伺える俳優さんですよね。

ムタも、ブスッとした猫ですが実はとても優しくて、ハルのことをいつも心配している"おじいちゃん的"立ち位置で、観ていてなんだか微笑ましいと感じてしまいます。



猫の恩返し「ムタさんゼリー」は効果絶大!?

ムタがどっぷり浸かっていた「マタタビゼリー」、ムタさんが陶酔していたあのゼリーです。

あれって本当にあるの?と思って調べてみましたが、猫用のゼリーはないようですね。

そもそもマタタビって"木天蓼"て書くので植物なんです。

薬草としても使われており、私たちが食べる美味しいゼリーを作っている和菓子屋さんがあるようですよ。

ぜひ食べてみたいですね!



猫の恩返しの「ムタ」の最後のセリフは何て言ってる?

ムタがハルに対して最後に言ったセリフは、

「も」ってなんだ!「も」って!

です。

ハルがたちが、猫の国から脱出してきて、バロンたちとお別れするとき、

「ありがとう!バロン、トトさん、ムタさんね」とハルが語ったシーンに、ムタがへそを曲げたのでしょう。

「なんで、俺だけ"も"なんだ!」と。

ハルは、ムタの気性もわかっているので、わざとツッコまれるようにこう答えたのかな?と感じました。

言い換えると、ハルはムタに一番お礼が言いたかったのかな?なんて。

とってもいい関係の二人でした。

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猫の恩返し「ムタ」まとめ

・ムタはハルを猫の事務所まで案内をした猫。
・猫の種類は明らかにされていませんが、雑種と思われます。
・特徴は、左耳のブチと太々しい態度、そしてしっぽが刷毛のように分かれている。
・ムタには本名があり「ルナルド・ムーン」
・じつは昔、猫の国中の魚を喰べ尽くして逃げた大泥棒猫だった。
・猫王も生存を驚くほどの不老不死な猫。
・ムタの名付け親は宮崎駿監督。由来はプロレスラーの「グレート・ムタ」。
・ムタのキャスト声優は、渡辺哲さん。『もののけ姫』の山犬以来2回目のご出演。
・ムタがハルに言った最後のセリフは「もってなんだ!もって」



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