ハウルの動く城に登場する火の姿をしているカルシファー。
その正体とは一体なんなのでしょうか!?
ハウルとの契約についても気になりますね。
カルシファーは原作で、星の子と言われています。なぜ星の子なのでしょう。
そして、カルシファーという名前の由来はあるのでしょうか。
このように謎多きカルシファー、名ゼリフや名シーンも併せてご紹介していきます!
そのほか、ハウルの動く城には裏設定があることは知っていますか?
裏設定についても解説していきます。
そして、カルシファーの特徴的な声、その声優は誰なのか?など、みなさんの疑問にお答えしていきます!
ハウルの動く城では、とても存在感のあるカルシファー。
この記事を読むと、カルシファーに詳しくなれますよ!
ハウルの動く城のカルシファーの正体とは?ハウルと契約で繋がっている?
ハウルの動く城
で、とても重要な存在となっているのが、火の悪魔であるカルシファーです。
しかし、ハウルの動く城ではカルシファーの紹介はしておらず、その正体は謎に包まれています。
カルシファーは、“火の悪魔”です。
映画でも「おいらは火の悪魔カルシファー!」とソフィーに自己紹介しています。
そして、ハウルと契約を交わす前は、“星の子”と呼ばれる存在だったのです。
まとめると、星の子だったカルシファーは、ハウルと契約を交わして火の悪魔となり、ハウルの動く城の原動力になっているのです。
では、ハウルとの契約とは、なんなのでしょうか?
魔法使いになることを夢見ていたハウル、星の子カルシファーに自身の心臓をあげる代わりに、魔力をもらうという契約です。
カルシファーに心臓を渡したハウル、カルシファーとハウルは命が繋がっているということです。
しかし、この契約にはデメリットもあります。
そのまま契約が解けずにいけば、ハウルは魔力に取り込まれてしまい、心をなくしていくのです。
獣化も進んでいくとされていて、映画でも描かれていた鳥の姿のハウルから戻ることができなくなってしまうのです。
契約を解くには、第三者に契約を見破ってもらう必要があり、カルシファーはソフィーに必死に訴えかけているのです。
ハウルの動く城を見て、魔力っていいなと感じていましたが、魔力を得ることも簡単ではないのですね。
カルシファーは原作では星の子と呼ばれていた。
カルシファー
は、原作では“星の子“と呼ばれる存在でした。
星の子という名前そのままに、流れ星だったのです。
地上に落ちると、消えてなくなってしまいます。
映画では、ハウルの幼少期のシーンで、星の子が登場します。
ハウルの周りを流れ星がたくさん落ちてきます。
とても綺麗ですが、地上に落ちた瞬間になくなってしまう様子が描かれています。
落ちてきた星は、人のように手足があり、少し走ったあとに消えてしまうのです。
星の子であるカルシファーはハウルと契約をしたことで、今も生きることができているのです。
ハウルとカルシファーが契約するシーンは、ハウルの周りを流れ星がたくさん落ちてきておりとても綺麗な場面です。
しかし、命のやりとりをしていると思うと、深いシーンに感じてきます。
カルシファーの名前の由来とは?
カルシファー
とは、なんとも変わった名前ですよね。
その由来はどこからきているのでしょうか。
カルシファーは、英語で書くとCalciferと書きます。
その語源は、“熱量”を表すcal(calorie)と、“悪魔”を表すluciferを合わせたものだと言われています。
“火の悪魔”にぴったりな由来ですね。
カルシファーの明るい性格にも合っています。
カルシファーの名ゼリフ・名シーンをご紹介!
魅力たっぷりのカルシファー。映画の名ゼリフ、名シーンを紹介します!
カルシファーの名ゼリフ
「ハウルとおいらの契約の秘密を見破ってくれたら呪いは解けるんだよ。そしたら、あんたの呪いも解いてやるよ。」
ソフィーに対して言った言葉です。
この言葉で、ハウルとカルシファーが契約を結んでいることや、見破ったら解ける呪いであることがわかります。
非常に重要なセリフなのです。
「みんなでおいらをいじめるんだ!」
ソフィーが料理を作るため、カルシファーの火を使おうとします。そのあとハウルが帰ってきて、カルシファーの火を使って料理を始めます。そのシーンで言った一言です。
登場から強気なシーンが多いカルシファーですが、おいらをいじめるんだと、弱音を吐く姿は可愛らしいですね。
「おいら火薬の火は嫌いだよ、奴らには礼儀ってものがないからね。」
薪の火であるカルシファー。
火のプライドというものを感じますね。火にも、火薬の火だったり、薪の火だったり、違いがあるのだと気づくシーンです。
カルシファーの名シーン
・カルシファーがご飯を食べるシーン
ハウルがカルシファーの火で料理をするシーン、カルシファーは卵の殻をもらって食べます。
「うめっ、うめっ。」と言いながら食べる様子が、印象的です。
また、そこで作るベーコンと目玉焼きも、ジブリ感を感じる描写で、とても好きなシーンです。
・ソフィーに呪いを解いてもらった、カルシファーの本当の姿。
ソフィーに呪いを解いてもらったハウルとカルシファー、カルシファーは星の姿で飛んでいきます。
「生きてる!おいら、自由だー!!」と飛んでいく姿は、契約が解けた喜びが感じられて印象的です。
このようにカルシファーには、名シーンと名ゼリフがたくさんあります!
そのほかにも、見てもらいたいシーンはたくさんあり、3つほどに厳選するのが大変でした。
ハウルの動く城を動かし、影でみんなの支えとなっているカルシファーの強気で素直なところをぜひ見てみてください。
カルシファーの声優は誰?
カルシファー
といえば、その声も特徴的です。
カルシファーの声優を担当しているのは、我修院達也(がしゅういん たつや)さんです。
ジブリでは『千と千尋の神隠し』でカエルの声も担当しています。
特徴的な声をしていて、火の悪魔のカルシファーにぴったりですね。
「声が特徴的」「かわいい!」との声がネット上でも多いです。
暖炉の火に目と口があるカルシファー。
その容姿と声で可愛さが増して見えちゃうのは私だけかな?
実は、カルシファー声優の起用については、裏話があるのです!
こちらの記事で詳しくお伝えしています、必見ですよ♪
ハウルの動く城|カルシファー声優 我修院達也の起用は監督からのオファーだった!
カルシファーの裏設定は「星をかった日」
カルシファー
は、原作では星の子と言われています。
ハウルの動く城では、原作を見ると納得できる場面や、理解できるシーンがたくさんあるのです。
そして、ハウルの動く城には裏設定となる話があるのは知っていますか?
そのお話が、「星をかった日」です。
星をかった日は、ジブリ美術館で放映されているお話しなのです。
作者の宮崎駿監督も、鈴木敏夫プロデューサーも、ハウルの動く城のサイドストーリーと名言しています。
星をかった日は、少年ノナが主人公です。
ある日ニーニャという女性に、野菜と引き換えに星の種をもらいます。
その種を育てていくと、星はどんどん大きくなっていくのです。
この話のノナという少年が、幼少期のハウルなのです。
幼少期に星を育てているハウル、その後、星の子のカルシファーと解約を結ぶのですね。
星をかった日は、ジブリの森美術館やジブリパークでしか見ることができません。
ハウルの動く城を見た人は、ぜひ見に行ってみてください。
ハウル動く城のような世界観の描写で、とても素敵ですよ。
『星をかった日』については、こちらの記事で詳しくお伝えしています♪
『星をかった日』はハウル少年と若き日の荒地の魔女の物語?あらすじ内容、見る方法はある?
カルシファーのまとめ
いかがでしたか、今回は、カルシファーについてお話してきました!
星の子のカルシファーは、ハウルと契約し、火の悪魔になった。・カルシファーとハウルの契約は、ハウルの心臓と引き換えに魔力を与えた。
第三者が契約内容を知ることで、契約は解ける。・カルシファーの名前の由来 英語で書くとCalcifer。
“熱量”を表すcal(calorie)と、“悪魔”を表すluciferを合わせたものだと言われている。・カルシファーには名ゼリフ、名シーンが多い 前述した記事を見てね!・カルシファーの声優は、我修院達也(がしゅういん たつや)さん。
・ハウルの動く城の裏設定「星をかった日」が、サイドエピソード。
ハウルの動く城で城を動かしているカルシファー。
ハウルの心臓も守っています。
そう思うと、カルシファーは縁の下の力持ちのように、陰ながらみんなを守っていると感じられますね!
特徴的な容姿と声の持ち主でもあり、忘れられないキャラクターでもあります!
みなさんもカルシファーに着目して、ハウルの動く城を見てみてください!
サイドストーリーと言われている「星をかった日」を観ることができるのは、ジブリ美術館とジブリパークです。
ぜひ、出かけてみてはいかがですか?
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