【崖の上のポニョ】そうすけのお父さんの名前は?なんの仕事をしている?声優は意外なあの人!

崖の上のポニョ
引用:https://www.ghibli.jp/works/ponyo
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『崖の上のポニョ』に登場する、そうすけのお父さん。

普段は船の仕事をしていて、家に帰られるのはごくたまになんですよね。

今回は、作中あまり印象が薄い(笑)そうすけのお父さんについての深掘り。

航行中だった船の名前や声優についても見ていきます。

生死を感じさせるこの作品といわれる『崖の上のポニョ』

そうすけのお父さんが物語中に死んだのか?についても考察していきましょう。

 




そうすけのお父さんの名前や仕事は?

そうすけのお父さんの名前は耕一(こういち)です。

日本国内の港を航行する、内航貨物船の仕事をしています。

作中で「お父さん」と呼ばれるシーンはなく、リサや宗介にも名前で呼ばれているんです。

船乗りはあまり家に帰れないというのは有名な話ですよね。

 

物語の中でも耕一が家に帰るシーンは1度もないんです。

 

帰ってくると知ったリサは耕一の好物のシチューをウキウキで作っていました。

でも結局なにかしらの仕事が入ってしまい帰れなくなったんです。

「そんなの断ればいいじゃない!」とリサが怒っていたので、耕一が周りの人から頼られている存在だということがわかりますね。

 

しかも、耕一は怒らせてしまったリサにモールス信号で「愛してるリサ」と綴っていました。

さらに、モールス信号ができるそうすけに「あいつは天才だ!」と嬉しそうに同僚に自慢しています。

 

また、波の上で走るポニョを見て「そうすけと同じくらいの子だ!」といつもそうすけを想っていると感じられるセリフもありました。

耕一は家族といられない時間が長くても、リサやそうすけを愛していることが感じられるパパ。

作中で耕一の出番が少なくても、これだけで耕一の人間性が丸わかりですね。




そうすけのお父さんの船の名前は?

そうすけのお父さんが乗っている船の名前は小金井丸(こがねいまる)

この名前には、スタジオジブリがある小金井市が由来になっているんです。

 

ほかのジブリ作品でも小金井市がモデルになっていたり、なにかと名前に「小金井」が絡んでいます。

「コクリコ坂から」の貨物船には「KOGANEI LINE」と書かれているのを知っていますか?

しかも「コクリコ坂から」は横浜が舞台のはずなんですけれど、三鷹や国分寺といった多摩地区の名称が出てきます。

 

そして「千と千尋の神隠し」では、小金井市にある「江戸東京たてもの園」の建物をモデルにしたとも言われています。

スタジオジブリの所在地だからこんなにも小金井市を用いているのではなく、実はほかにも宮崎駿監督が愛した地と言われていることも関係しています。

 

今回は「コクリコ坂から」と「千と千尋の神隠し」を例で出してみたんですが、この2作品以外のほかの作品でも探してみると見つかりますよ。

 

耕一の船のみならず、ほかのジブリ作品にも「小金井」の要素があることで、宮崎駿監督の小金井市への愛がこちらにも伝わってきますね。

 

そうすけのお父さん/キャスト声優は?

なんと元野球選手の長嶋一茂(ながしま かずしげ)さんが、そうすけのお父さんの声優を務めています。

実はジブリ作品で声優をしていて驚く有名人ランキングで堂々の1位なんです。

声の仕事や演技の仕事をしているイメージが全くない、まさかのキャスティングにびっくりする人が続出。

 

現在はバラエティー番組やスポーツ番組で活躍していて、声優の経験があるってとっても意外だと思いませんか?

長嶋一茂さんの声はハスキーっぽくて、大好きな声です。

テレビから長嶋一茂さんの声が聞こえてくると、すぐにわかります。

でも耕一の声が長嶋一茂さんだと全然気が付かず、エンドロールで名前を見て「どこで出演していたの!?」とびっくりしたのを覚えています。

ネットでも、私のように「気が付かなかった!」と思う人はやっぱり多いみたいですね。

 




そうすけのお父さんは死んでしまった?考察

そうすけのお父さんは死んでしまったのだろうという説がたくさん浮上しています。

荒れた海が落ち着いてきたころ、耕一たちを乗せた小金井丸が行きついた先は「船の墓場」でした。

観音様に助けられたのに、船の墓場に着いてしまっているので成仏したのではないかと言われているんです。

しかもそこで耕一の同僚が「船の墓場ですよきっと、あの世の扉が開いたんだ!」と言ったセリフがありました。

かなり意味深なセリフですよね。

「紅の豚」のポルコ・ロッソの回想シーンでも「飛行機の墓場」が出てくるのを知っていますか?

ポルコの戦友が飛行機の群れと合流してしまうという、ポルコが見た夢だったんです。

今回もその流れなら、確実に耕一は死んでしまっていますよね。

リサやそうすけが行った、クラゲドームはあの世だと言われています。

陸にあがったとき、リサたちのところに耕一が乗った小金井丸が到着しました。

あれは、今のリサたちの状況を聞いた耕一がリサとそうすけを迎えに来たんだと思うんです。

耕一が船の墓場を見たのは暗かったので、リサたちがクラゲドームに行く前の日の夜だと考えられます。

耕一のほうが先に死んでいたからリサとそうすけを迎えにきたんじゃないかと思うんです。

私はこう考えたんですが、あなたはどう思いますか?




『崖の上のポニョ』そうすけのお父さん まとめ

・そうすけのお父さんの名前は「耕一」。内航貨物船の仕事をしている。
・そうすけのお父さんの乗っている船の名前は「小金井丸(こがねいまる)」。
・そうすけのお父さんの声優を務めたのは長嶋一茂さん。
・そうすけのお父さんは船の墓場に着いてしまったので死んでいる。
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