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耳をすませばのルイーゼとは?雫が生まれ変わり説の真相!おじいさんとのシーンを考察

耳をすませば
引用:https://www.ghibli.jp/works/mimi
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スタジオジブリ作品『耳をすませば』に登場するルイーゼ。

地球屋の主人であるおじいさん(西司朗)がドイツで出会った恋人のことです。

そのルイーゼの生まれ変わりが、主人公月島雫ではないか?との噂が!!

なぜ、そんな噂が出るのでしょう?

そして、雫とおじいさん(西司朗)が鍋焼きうどんを食べるシーンの意味とは?

ルイーゼと雫について、考察を交えながら解説していきます!




耳をすませばのルイーゼとは?雫が生まれ変わりなのか?を考察

まず、ルイーゼとは誰なのか、おじいさんとの関係について見ていきましょう。

地球屋の主人であるおじいさん西司朗が、ドイツ留学をしていたときに出会ったのがルイーゼです。

2人はカフェでバロンを見つけ、譲ってほしいと店主に頼みます。

しかし、バロンには修理に出している片割れの人形があり、譲れないと断られます。

 

そこで、西司朗がバロンを連れて日本に帰り、ルイーゼが修理後の人形を迎えに行き再会させることを提案。

バロンを譲り受けるのです。

その後、世界は戦争となってしまい、西司朗とルイーゼが再会することは叶いませんでした。

 

雫は、地球屋でバロンに強い執着心を見せます

雫の書いた物語「バロンのくれた物語」では、バロンの恋人の名前がルイーゼなのです。

また劇中、おじいさんがルイーゼの夢を見ているとき、ルイーゼと重なるように雫が訪れるシーンがあります。

その雫とルイーゼが重なるシーンについては、次項で詳しく解説していきますね!

このようなシーンから、雫とルイーゼはなにか関連があるのかもしれないと感じますね。

おじいさんがルイーゼに惹かれたように、天沢聖司も雫に惹かれています。

祖父と孫で、好きなタイプが似ていた可能性もありますね。



生まれ変わり説の真相!なぜおじいさんは、雫をルイーゼと呼んだ?

『耳をすませば』の雫は、ルイーゼの生まれ変わりかもしれません

地球屋のおじいさん、西司朗がルイーゼと雫を重ね合わせるようなシーンがあります。

映画中で一番、生まれ変わりかもしれないと感じるシーンで、雫をルイーゼと呼んだようにも見て取れます。

では、なぜ生まれ変わりと感じるように描いているのでしょう。

まず、そのシーンについて詳しく説明していきます。

 

おじいさんが暖炉の前で居眠りをしているときに、ルイーゼの夢を見ます。

「ルイーゼ、来てくれたのか。」

「私はすっかり年をとってしまったよ。」と、おじいさんはルイーゼに言います。

薪の割れる音でおじいさんは起きてしまいますが、その直後に雫が訪れます。

夢で見たルイーゼと重なるように雫が登場するのです。

 

ルイーゼと雫が、重なるように描かれているということは、その容姿や雰囲気が似ているのかもしれません。

このシーンでは、作者が雫とルイーゼを繋げようとしているようで、どのような意図があるのか気になるものです。

ここからは、私の考察です。

雫は、地球屋でバロンに惹かれます。

雫とルイーゼには、バロンを通して繋がりがあるように思えます。

そして、ルイーゼに会えずに年を重ねたおじいさんに、少しでもルイーゼを感じてほしいという作者の考えがあったのかもしれませんね。

雫は、天沢聖司が海外へ修行に行く際に日本に残ります。

その状況は、おじいさんがドイツに残してきたルイーゼとも重なります。

おじいさんは雫の姿を見て、ルイーゼの気持ちを感じ取れたのかもしません。



雫とおじいさんが鍋焼きうどんを食べるシーンを解説!

映画『耳をすませば』で、雫とおじいさんの印象的なシーンといえば・・・

それは、2人で鍋焼きうどんを食べるシーンでしょう。

このシーンを見て、鍋焼きうどんが食べたくなった人もいるのではないでしょうか。

 

雫は、自分が書いた物語を、まず一番におじいさんへ見せに行きます。

2人で鍋焼きうどんを食べたあとに、おじいさんはルイーゼとの昔話しをします

雫の物語には、バロンとバロンの恋人のルイーゼが出てきます

その物語を描いたあとに、おじいさんとルイーゼの話しを聞くのです。

雫の描いた物語は、おじいさんの昔の話しと似ているところがたくさんあります。

前から知っていたかのように感じるところも、ルイーゼの生まれ変わりと感じるところですね。

 

では、なぜ雫は一番におじいさんに物語を見せに行ったのでしょう。

おじいさんと出会った雫は、無意識のうちにバロンとルイーゼが登場する物語を描いてます。

おじいさんに一番に見せないといけないという衝動に駆られていたようにも見えますね。

生まれ変わりとまでは言わなくても、ルイーゼの気持ちがわかっているように感じます。

 

物語を一番に見せたいという雫の姿や、2人で鍋焼きうどんを食べる姿は、年齢を考えなければ恋人のようにも見えますよね。

ルイーゼとの再会は叶わなかったおじいさんですが、雫といることで生き生きしているように感じるシーンです。



耳をすませば 雫 生まれ変わり まとめ

『耳をすませば』の雫がルイーゼの生まれ変わりではないか説について考察しました!

★ルイーゼって誰?
地球屋のおじいさん、西司朗さんの恋人。 

★雫はルイーゼの生まれ変わり?
はっきりと生まれ変わりだとは述べられていない。
しかし、生まれ変わりと感じるシーンがたくさんある。 

★生まれ変わりと感じるシーン
その1:雫は前からバロンを知っていたのか。
「不思議ね、あなたのこと、ずーっと前から知っていたような気がするの。」
「ときどき、会いたくてたまらなくなるわ。」と言っている。 

その2:雫の書いた物語に登場するバロンの恋人の名前がルイーゼ。
このときは、まだおじいさんの恋人の話を聞いていない。 

その3:おじいさんが暖炉の前で居眠り中、ルイーゼの夢を見ていた。
おじいさんが起きた直後に雫が現れると「ルイーゼ、来てくれたのか。」
雫をルイーゼと勘違いしたかと思わせる場面がある。

あらためて振り返ると、雫とルイーゼが重なるシーンがたくさんありますよね。

明確に生まれ変わりと言われているわけではありません。

なぜ、雫とルイーゼが重なるように描いたか作者の意図が気になりますね!

あなたも、生まれ変わりかもしれないシーンをもう一度見てみてはいかがですか。

 

スタジオジブリ作品『耳をすませば』の深掘り記事は、こちらです♪

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