レティは主人公ソフィーの妹として登場します。
妹と言っても、その容姿や性格は、ソフィーとは真逆で、全く似ていないのです。
最初に妹として登場したときは、どうしてこんなにも似ていないのかと疑問を感じたほど。
そして、ソフィーの帽子屋で、母親のハニーも登場します。
そこでびっくり!なんと母親のハニーはレティにそっくりで、同一人物かと思うほど似ています。
似ている妹と母親と、ソフィーの関係が気になりますが、映画では説明されていません。
今回は、そのソフィーの家族についても原作を踏まえて紹介していきます。
また、ソフィーやレティの年齢や、姉と妹の違いについても考察していきます。
担当している声優についても触れていきますので、ぜひ最後までお付き合いください。
ハウルの動く城のレティとソフィー、妹であるが全く似ていない!?母親は誰?
ハウルの動く城で、カフェ・チェザーリで働いているのがレティです。
映画では、ソフィーがハウルと初めて出会うときに向かっているのが、カフェ・チェザーリ。
レティはソフィーの妹なのです。
妹ですが、その容姿はソフィーとは全く似ていないので、初めて見たときには本当に姉妹なのか?と思ったほどです。
一番の違いは、髪の色で、ソフィーは茶色の髪に対して、レティは金色の髪をしています。
また、洋服やメイク、性格も落ち着きがあるソフィーに比べ、レティはカフェの仕事をしているとはいえ、派手なメイクでカフェでも人気の看板娘です。
レティ目当てで来るお客さんに、明るく対応している社交的なところも、帽子屋の一角で帽子を作っているソフィーとは、性格も違うことがわかります。
その一方で、ソフィーたちの母親のハニーは、ソフィーの帽子屋に訪ねて来るところで登場しますが、その容姿はレティそっくりなのです。
明るいドレスに派手なメイク、登場と同時にその場が明るくなるような華やかさを持っています。
なぜ、ソフィーは妹と母親と全く似ていないのか、映画ではそこまで説明されてはおらず、とても気になりますね。
ハウルの動く城のレティ、カフェではベティ?そして、知られざる三女のマーサ
ハウルの動く城で登場するソフィーの妹のレティ。
映画を見ていると、みんなに名前を呼ばれている部分では、ベティ?と聞こえます。
実は私も、ずっとベティだと思っていました。
本当の名前がレティだと知ってから映画を見ても、どうしてもベティと聞こえてしまいます。
原作では、ソフィーの妹は2人いて、レティとマーサと言います。
映画で登場するのは、カフェの店員のレティのみです。
父親が亡くなってから、働き始めた姉妹たち。
ソフィーは父の帽子屋、レティはカフェの店員、マーサは知り合いの魔女のところに修行に行きます。
原作では、レティは魔法を習いたいと、マーサと入れ替わって暮らすのです。
ということは、カフェで働いているのが、レティになったマーサ。
魔女のところで修行しているのは、マーサになっているレティということです。
映画では、詳しく説明されていないので、レティがそのままレティの設定となっているのか、ソフィーが会いにいったのはマーサなのか、そこはわかっていません。
ここで登場していないマーサの容姿や、魔女の修行はどんな事をしているのか、気になりますね。
レティとマーサも、母親に似ていてそっくりかもしれません。
ハウルの動く城のレティの年齢は?ソフィーと母親の関係とは?
ハウルの動く城のソフィーとレティ姉妹、2人は全く違った性格・容姿ですが、年齢はいくつなのでしょう。
ソフィーは、荒れ地の魔女に老婆にされてしまいますが、そもそも若いときの年齢が何歳であったのか、映画を見ただけではわかりません。
ソフィーの元の年齢は18歳。
そして、魔法がかかったあとの年齢は、「90歳のおばあちゃんみたい。」と言われている場面があるように、90歳とされています。
レティの年齢ははっきりとは公表されていませんが、ソフィーより若いということはわかりますね。
ちなみに、ハウルは27歳とされています。ソフィーとハウルは年の差カップルだったのですね。
ここまでお話しして、気になるのが、ソフィーとソフィーの母親ハニーの関係です。
ハニーとレティは、同一人物だと思ってしまうほどそっくりですが、ソフィーだけ髪色も性格も真逆のように見えます。
ソフィーの家族のことは、映画ではなく、原作で明らかになっています。
ソフィーとレティは母親違いの姉妹だったのです。
ソフィーの父親は、ソフィーを連れてハニーと再婚し、レティが誕生しました。
それを聞くと、その容姿の違いにも納得ですね。
少々複雑な家族関係ではありますが、ソフィーがレティのカフェを訪れた際に、「それがハウルだったら、心臓取られちゃってたんだよ。」と、姉を心配するレティの姿から、姉思いの妹であることがわかります。
そして、
「帽子屋に本当になりたいの?」
「自分のことは自分で決めなきゃだめよ。」と、
内気なソフィーにも、生きたいように生きてほしいというレティの心情が読み取れ、姉妹関係は良好であったのだと感じられます。
母親のハニーも、ソフィーが風邪だと聞いて心配しています。
しかし、そのあと、老婆にされたソフィーと再会する場面がありますが、その姿を見てもハニーは全く驚く姿を見せません。
ハニーには、若いソフィーに見えてるのかな?と思いましたが、王様に頼まれてハウルの家にやってきたハニーなので、王様から全てを聞いていたのかもしれません。
そして、母親なのに、なぜソフィーの家に、のぞき虫を置いて行ったのでしょう。
ハニーが、「ごめんね、ソフィー」と謝っている場面もあり、ハニーの性格を推測するに、自分の得を考えて行動してしまったのだなと感じられます。
とはいえ、ソフィーの態度からは、家族関係は悪くなかったのだなということはわかりますね。
ハウルの動く城のレティから見える、ソフィーのコンプレックス
ハウルの動く城のレティは、カフェの人気店員としてかわいいと評判です。
その一方で、登場シーンからわかるのが、落ち着いた色の服を着て、帽子屋の一角で帽子作りをしているソフィー。
ハウルの髪の色が変わってしまったシーンで、ハウルは「美しくなかったら、生きていたって仕方がない。」と、闇の精霊を呼んでしまいます。
それに対してソフィーは、「私なんて、美しかったことなんか一度もないわ!」と、出て行ってしまうのです。
いつもどこか落ち着きがあり、頼りがいのあるソフィーですが、初めて取り乱した場面ではないでしょうか。
それほど、自分の容姿がコンプレックスなのだということがわかります。
ソフィーは、妹のレティと母親のハニーと過ごしてきました。
レティとハニーは、華やかな顔立ちで、周りを明るくするような性格であることは、映画を見ていてわかります。
その中で育ってきたソフィーは自然と、妹と母親を自分と比べてしまっていたのではないでしょうか。
自分は、妹や母親と比べて美しくないと感じてしまっていたのだと、読み取ることができます。
また、老婆にされてしまい、余計に自分は美しくないと感じてしまったのでしょう。
ソフィーの茶色の髪も、素朴なところも、レティたちとは違った可愛さがあるので、もっと自信を持って!と言ってあげたくなりますね。
ハウルの動く城のレティ役の声優は誰?
ハウルの動く城で、ハウルの声優をしているのは、みなさんご存じ、木村拓哉(きむら たくや)さんです。
ソフィー役は、倍賞千恵子(ばいしょう ちえこ)さんが担当をしています。
そして、レティの声優をしているのは、都築香弥子(つづき かやこ)さんです。
ハウルは、男前で聞いていてうっとりとしてしまうような声で、女性の心臓を奪ってしまうというのがよくわかります。
ソフィーは、落ち着いた話し方で、透き通った声をしており、聞いていて癒されます。
驚いたのが、90歳の老婆にされた声も、同じ声優さんが演じているということです。
同じ人とは思えないほど、年齢に合った声をしています。
レティの声は、ハキハキとしており、少しハスキーボイスにも聞こえます。
その声や話し方からは、人と会話し、コミュニケーションを取るのも上手だということが伺えます。
ハウルの動く城のレティについて まとめ
最後に、ハウルの動く城のレティについてまとめたいと思います。
映画では、ソフィーの家族として、妹のレティと母親のハニーが登場します。
そして、その関係やソフィーの生い立ちは、映画では説明されていません。
レティやハニーが登場して、ソフィーと全く似ていないところは、みなさん疑問を持ったことでしょう。
映画では、レティは少ししか登場しませんが、その華やかさから、印象に残るシーンでもあります。
今まで述べてきたように、レティとソフィーは母親違いであり、母親のハニーがレティと血がつながった親子なのです。
それを聞いて納得できたことでしょう。
私も関係を聞いて、なんだかすっきりとしました。
ソフィーとレティが、仲良さそうに会話している場面からも、母親のハニーから差別されることなく育てられてきたのだなということがわかります。
レティとハニーと暮らしていたと考えると、ソフィーは賑やかな家に住んでいたのだなとイメージできますね。
レティについては、原作で明らかになっていることが多く、原作を読んでみたくなりますね。
そして、ソフィーとレティ家族の物語も、なんだかおもしろそうです。
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