天空の城ラピュタの『その後』は小説に描かれていた!

天空の城ラピュタ
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1986年に公開された『天空の城ラピュタ』は、スタジオジブリ作品の中でもファンタジーと冒険活劇の融合がとても素晴らしく、いつまでも色褪せない人気の高い作品です。

公開から今年でもう35年になるんですね。

金曜ロードショーでテレビ放送のたびに話題になるのが「バルス!」と一斉にツイートするバルス祭り!

シータとパズーが呪文を唱え、ムスカは崩れゆくラピュタと共に去り映画はエンディングを迎えます。

そこで気になるのが、シータやパズーそしてドーラ一家などの"その後"ではないでしょうか?

アニメージュ文庫から出されている「小説 天空の城ラピュタ 前篇・後篇」には、映画のエンディング以降のことが描かれています。

とっても気になりますよね!

今回は、小説版「天空の城ラピュタ」に描かれている、シータやパズー、ドーラ一家のその後についてお伝えします。




ラピュタのその後が描かれている小説版、ふたりはどうなる?

映画『天空の城ラピュタ』では「バルス!」のあと、崩れゆくラピュタから脱出したシータとパズーが、ドーラ一家たちと手を振り会う姿が、ラストシーンとなっています。

パズーはシータを生まれ故郷である"ゴンドアの谷"まで送るために旅立つ、というシーンで終わっているですが、気になるのがその後のふたりです。

「小説 天空の城ラピュタ」では"あの日"から半年後、パズーが手紙を出しシータがその手紙を大事に読む様子とともに、その後の二人が描かれています。



シータとパズーは遠距離恋愛?

"あの日"から半年後、

シータはゴンドアの谷で、両親が残してくれた家やヤクを飼いながら暮らしています。

またパズーは、これまでどおり親方の元で鉱夫として働いています。

パズーは劇中でも描写されていた、オーニソプターという鳥型飛行機の制作に一生懸命でした。

そしてシータに宛てた手紙には、オーニソプターが完成したら会いに行く!と。

そのことがシータはとても嬉しく、読者にもシータのワクワクした気持ちが伝わり、遠距離恋愛をしている恋人同士のように描かれています。

小説は「会いに行く!」という手紙をシータが読む、というところで終わっています。

とても想像力が膨らむラストですよね。

その後の二人については、読者それぞれの想像にお任せします、といったところでしょうか。

そして宮崎駿監督がその後の二人を描いたイラストが、当時とても話題になりました。

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小説版では飛行客船襲撃以前の様子も描かれている!

映画のオープニングは、飛行客船をドーラ一家が襲撃し始めたところからシーンがスタートします。

ムスカをはじめ乗組員や乗客が騒ぎ出したところで、シータがムスカの背後から襲いかかり"飛行石"をムスカから奪い返し、空賊のドーラ一家に追い詰められ飛行客船の窓から外へ出ようとするシーンは、シータの勇敢さが垣間見える印象深いシーンです。

「小説 天空の城ラピュタ」では、シータとパズーの"その後"はもちろん、"その前"も描かれています。

そこには、パズーがシータに一目惚れした描写があり、宮崎駿監督作品の特徴でもある"主人公同士、出会った瞬間に恋に落ちるパターン"が、読者をクスッとさせます。



ラピュタのドーラ一家|その後どうしてる?小説では・・・

では、ドーラ一家の"その後"はどうでしょうか?

どうやら、相変わらず空賊家業を続けているようです。

前出のパズーがシータに宛てた手紙に、その様子が描かれています。

「正体不明の飛行船が軍の給料をまんまと奪っていった」と新聞に載っていたんだけど、これっておばさんたちだよね!

そして、相変わらず息子たちを怒鳴りつけているんだろうね!との文章にシータがスクッと笑顔で読んでいる様子が伺えます。

またあの日「あたしの亭主のように立派な男になるんだよ」とパズーに告げて別れたドーラを、シータが思い出すというシーンも描写されていて、読者のイメージを膨らませてくれるものとなっています。

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ラピュタのその後|飛行石はどこに行った?【考察】

ところで、あの飛行石の"その後"はどうなったのでしょうか?

飛行石のその後について、小説版では触れられていません。

ですので、小説を読んだ読者が想像するしかないのですが、ひとつ小説版のなかで気になる描写がありました。


ラピュタのことは二人の秘密?

パズーとシータはラピュタのことについて、あの後"誰にも話すことはしていない"のです。

"これは人に話すべきことではない"と二人で決めたのでしょう。

すごい判断力ですよね。

"あの日"から約5ヶ月後、パズーがシータに宛てた手紙には、新聞に掲載されていた"ラピュタについての政府の対応"が書かれています。

それは「軍の飛行戦艦ゴリアテが不慮の事故により、長期改修を余儀なくされた」というもので、要するに政府はラピュタのことを"なかったことにするのだろう"という内容です。

政府の対応を予測して、二人が秘密にしたのかどうか?そのあたりはわかりませんが、

『天空の城ラピュタ』の小説を読んで"その後"を知ることができた以上に、二人の並外れた判断力と大人の対応に正直びっくりしました。

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飛行石は二人の心の中?

このことから、小説に描かれている"あの日のその後"は、二人にとっても政府にとっても"なかったこと"になっていることがわかります。

とすれば、飛行石はもうこれからの二人の人生には必要はなく、お互いを尊敬し合いながら、楽しい時間を過ごし人生を共にしていくのではないか?と考えました。

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『天空の城ラピュタ』その後は小説に描かれていた!まとめ

・シータとパズーは、お互いの故郷に戻りこれまでの生活を続けている。
・ドーラ一家は、相変わらず空賊家業を続けている。
・シータとパズーはラピュタの存在や"あの日"のことは公言せす二人の秘密にしている。

いかがでしたか?

キャラクターの心理描写が繊細に描かれている小説は、読んでみるととても深く作品を鑑賞できることができるので、おすすめです。
アニメージュ文庫では『天空の城ラピュタ』以外にも出版されています。

ぜひチェクしてみてくださいね!



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