ジブリの新作が待ち遠しいですよね!
現在、宮崎駿監督が制作中の映画作品は『君たちはどう生きるか』であることが伝えられています。
この映画の公開はいつになるのでしょうか?2023年ではないかと説が出ています。
そのほか、スタジオポノックが2022年に公開予定の『屋根裏のラジャー』も待ち遠しいところ。
今回は、ジブリの新作について、ネットにあるさまざまな情報を整理してわかりやすくお伝えします!
では、一緒に見ていきましょう!
ジブリ新作状況|宮崎駿監督作品は2023年に公開?君たちはどう生きるか
宮崎駿監督が現在制作に取り掛かっているとされている新作映画『君たちはどう生きるか』。
いつ公開されるのか?待ち遠しいですよね!
今現在としては、2023年公開という情報が有力のようです。
2022年7月1日から9月7日まで東京・天王洲の寺田倉庫にて開催中の『鈴木敏夫とジブリ展』でのインタビューにおいて、スタジオジブリ代表取締役プロデューサーの鈴木敏夫さんが宮崎駿監督最新作の状況について言及しました。
「現在制作中」
この発言は、2019年『鈴木敏夫とジブリ展』にて「公開は3年後かな?」と自身が語っていたことに対しての回答です。
「3年後と言っていたあのときから3年経ったけど、まだ制作中なんだね」と感じたのは私だけではないでしょう。
それに、
スタジオジブリ新作2023年公開が噂される2022年にはスタジオジブリにとって"ジブリパークの開園"が一大イベントの年なワケです。
そんな2022年に、宮崎駿最新長編映画の公開をしないのではないか?との考え方から、2023年説が出ているようです。
鈴木敏夫プロデューサーは、今回の宮崎駿監督の新作映画について"たくさんの時間とお金をかけて制作する"と語っていました。
ファンとしては、はやる気持ちを抑えながら、それを待つ時間も楽しみたいですね。

ジブリ新作状況|2022年に公開されるってホント?
ネット上では、ジブリ新作2022年と検索されているようなので調べてみました。
それは、スタジオポノック制作の『屋根裏のラジャー』が2022年夏公開とされているからでした。
みなさん、スタジオポノックをご存知ですか?
スタジオジブリは2013年宮崎駿監督長編作品『風立ちぬ』を発表後に解散しました。
そして、当時スタジオジブリのプロデューサーであった西村義明さんが退社後、アニメーション映画スタジオを立ち上げたのがスタジオポノックです。
2014年に設立され、2017年には米林宏昌監督の『メアリと魔法の花』が公開されました。
米林宏昌監督といえば『借りぐらしのアリエッティ』や『思い出のマーニー』のスタジオジブリ作品の監督を務めた方です。
スタジオジブリの"ジブリ魂"を引き継いだアニメーション映画スタジオ、それがスタジオポノックなのです。

個人的には、前出の『メアリと魔法の花』のエンドロールに「感謝 高畑勲・宮﨑駿・鈴木敏夫」と流れたときに号泣したことを、今でも忘れません。
「しっかりとジブリ魂を引き継いでいきます」との表れ、かつ、自分達を育ててくれた高畑勲・宮崎駿・鈴木敏夫 三氏の存在がなければ、今の自分達はないとの気持ちが伝わった瞬間でした。
スタジオポノックの最新作『屋根裏のラジャー』の監督は、百瀬義行さんです。
百瀬義行監督といえば、高畑勲監督作品には欠かせない存在のアニメーター・演出家です。
ジブリクォリティ作品であるスタジオポノックの最新映画の公開も待ち遠しいですね!
ジブリ新作状況|もしや『ナウシカ2』との憶測が!?
そのほかに、ジブリ新作と検索すると"ナウシカ"のキーワードが出てきました。
続編を作ることは決してやらない宮崎駿監督ですが、なぜナウシカ2の声があがっているのでしょう?
それはどうやら、あの庵野秀明監督が制作を切望しているからなのです。
詳しく説明しますね!
ナウシカといえば、1984年に公開された『風の谷のナウシカ』のことです。
当時はまだスタジオジブリが設立されておらず、トップクラフトというアニメーション制作会社が作った作品です。
その後、トップクラフトはスタジオジブリへと組織を改める形で解散しました。
言い換えれば、スタジオジブリ設立のきっかけが『風の谷のナウシカ』とも言えるのです。
この『風の谷のナウシカ』で巨神兵のシーンを手掛けたのが、アニメーター時代の庵野秀明さんです。
いまや『エヴァンゲリオン』や『シン・ゴジラ』の監督といったほうが、ピンとくる方が多いかもしれません。
1984年に公開された『風の谷のナウシカ』には原作があり、映画となったのは物語としては原作漫画7巻のうち、2巻の途中までです。
原作者は宮崎駿監督。
『天空の城ラピュタ』や『魔女の宅急便』などの長編映画作品を手掛け、途中で中断しながら、アニメージュに連載を続けていました。
そして漫画の連載が終了したのが1994年3月です。
そんな壮大な物語である『風の谷のナウシカ』について、庵野秀明さんは以前から続編制作を切望していたのです。
やっぱり、ナウシカは庵野秀明さんをはじめ、続編を期待する声が絶えることない作品なのです。
そこで、
現在制作中の『君たちはどう生きるか』が冒険活劇ファンタジー作品となると鈴木敏夫プロデューサーが語って以降、題名は『君たちはどう生きるか』ですけども、内容はナウシカの続編になるのでは?との情報がネット上に出たことによって、ジブリ新作がナウシカ?と検索する人が増えたのです。
私はこの考えは無いと思っています。
たまたまですが、子どもと一緒に読みたいと思って吉野源三郎原作の「君たちはどう生きるか」を買って読んでいました。
はじめて宮崎駿監督が手がけている長編映画の原作が「君たちはどう生きるか」と聞いたとき、なるほど!と感じたからです。
これから"答えのない課題や出来事"に遭遇する子どもたちに必要な考え方だと、この小説から感じていました。
宮崎駿監督が映画を制作するうえでポリシーとしている"この世は生きるに値する"というテーマにピッタリです。
ぜひ、未来の大人としてさまざまな経験を積んでいく子どもたちに向けた強いメッセージを与えてくれる作品になると確信しています。

ジブリ新作はアーヤと魔女
現在のスタジオジブリの新作は、2021年に劇場公開された宮崎吾朗監督作品『アーヤと魔女』です。
こちらも『アーヤと魔女2』が観たい!との声があがっている作品です。
原作が、作者の遺作であるため、物語が途中で終わってしまっていることで、ファンの間では"続きが観たい"といわれているんですよね。
鈴木敏夫プロデューサーは「ジブリは映画を作り続けるしかない」と語っていることから、宮崎駿監督作品以外にも、映画制作が進められていると思われます。
以前、スタジオジブリ発行の機関紙「熱風」にも、宮崎駿監督以外の監督による映画の企画が進められているとの記載がありました。
『アーヤと魔女2』が実現するかどうかはわかりませんが、ジブリの新作を楽しみに待ちましょう!


ジブリ新作状況について|まとめ
・ジブリ新作2022年公開とは、スタジオポノック制作の長編映画『屋根裏のラジャー』
・ナウシカの続編を望む一部ファンの希望する声から生まれた憶測
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