『魔女の宅急便』のバーサって、ばあさん?ラピュタのドーラと関係がある? 声優も紹介!

魔女の宅急便
引用:https://www.ghibli.jp/works/majo
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『魔女の宅急便』といえば、魔女見習いのキキが一人前の魔女に成長していく様子を描いた作品。

一方、『天空の城ラピュタ』は、空に浮かぶ天空の城、ラピュタへ向かう冒険の旅を描いた物語です。

今回の主役は、サブキャラクターとして登場するおばあさんたちです。

一人目のおばあさんは、バーサ。

バーサは、さりげなく登場する『魔女の宅急便』老婦人のお手伝いさんです。

二人目のおばあさんは、ドーラ。

ドーラは、じつは優しい『天空の城ラピュタ』空賊の女リーダーです。

そこへ同じ声優という共通点を持つ三人目のおばあさん。

飛行艇のパイロットたちを描いた『紅の豚』に登場します。

飛行艇製造会社の臨時アルバイトのおばあさんです。

この三人のおばあさんたちに、一体どんな繋がりがあるのでしょうか。

この記事を読むと、ジブリ映画が気になって仕方なくなることでしょう。

それでは、三人のおばあさんたちに隠された、意外な関係を紐解いていきます。



『魔女の宅急便』のおばあさん、年齢は?バーサってどんな人?

『魔女の宅急便』に登場するおばあさんと聞くと、二人を思い出します。

一人目は、ニシンのパイを配達することを依頼する、少しお上品なおばあさん。

残念ながら、上品なおばあさんの名前は出てきません。

70歳の「老婦人」とされています。

そしてもう一人は、ド派手なピンクのワンピースを着こなす、お手伝いさんのおばあさん。

二人目のピンクのワンピースのおばあさんの名前が「バーサ」です。

バーサの正確な年齢は、明らかになっていません。

 

状況から判断すると、バーサは、老婦人のお手伝いさんなので、おそらく老婦人よりは若いでしょう。

ただ、見た目からもいかにも「おばあさん」という雰囲気を出しています。

このことから、70歳の老婦人よりも若いが、年齢は近いということが予想できます。

バーサは、60代以降だと言えるでしょう。

 

老婦人とバーサの登場シーンは、子どもの頃に見た『魔女の宅急便』の印象的なシーンのひとつ。

この二人のおばあさんたちのことを「なんてお節介なおばあさんたちなんだ」と、当時は思っていました。

『魔女の宅急便』を見たことがある方は、老婦人とバーサが魔女見習いのキキと一緒に、ニシンのパイを焼いた後を思い出してみてください。

 

「なぜ老婦人は、孫娘の誕生日パーティーに女の子が嫌いなパイをキキに届けさせるのか」

「なんて意地悪なお年寄りたちなんだ」

 

そう感じていた方は、私だけではないはず。

また、老婦人が意地悪な性格なのだと感じた決定的な理由は、老婦人のバーサに対する呼び方でした。

老婦人は、お手伝いさんに対して「ばあさん」と呼んでいると思っていたのです。

老婦人も十分おばあさんなのに、変な人。

子どもながらに、第一印象とは別に、身近な人の呼び方でその人の印象が劇的に変わると感じた瞬間でした。

月日は流れ、大人になった頃。

『魔女の宅急便』を見て、ふと、違和感を覚えました。

 

「老婦人の言葉や所作の端々から上品さが出ている。ばあさんという言い方はおかしい」

 

気になったまま『魔女の宅急便』を最後まで視聴しました。

そして、エンドロールで各キャラクターの声優を見た際、息が止まりそうになりました。

画面には「ばあさん」ではなく「バーサ」という文字が。

見た目で判断していたのは、なんと私の方でした。

次回『魔女の宅急便』を見る機会がある方は、ぜひ耳を澄ませてください。

「ばあさん」ではなく、しっかりと「バーサ」と呼ばれていることが確認できるでしょう。

 

『魔女の宅急便』バーサと『天空の城ラピュタ』ドーラに関係が?

『魔女の宅急便』と『天空の城ラピュタ』は、ジブリの中でも人気の高い作品。

二つの作品には、空が舞台という以外に、登場するキャラクターにも繋がりがあります。

バーサは、『魔女の宅急便』に登場する老婦人のお手伝いさん。

ドーラは、『天空の城ラピュタ』に登場する空賊の女リーダー。

どちらもおばあさんという点以外は、一見共通点がなさそうですね。

しかし、じつは『魔女の宅急便』バーサは、『天空の城ラピュタ』ドーラの子孫だという説があります。

まずは見た目から比べてみましょう。

『魔女の宅急便』のバーサは笑顔で優しそうな雰囲気。

『天空の城ラピュタ』ドーラは空賊ということもあり、血気盛んな強めの雰囲気です。

顔のパーツはどうでしょうか。

二人の目元や口元、鼻はそっくりです。

ただ、見た目や雰囲気だけでは、子孫かどうかはわかりません。

見た目が同じようなおばあさんのキャラクターは、他の作品にも登場しますよね。

 

もうひとつ気になる点があります。

『魔女の宅急便』バーサが飛行艇や魔女見習いのキキが飛んでいるシーンを見るときの表情です。

『魔女の宅急便』物語の終盤で、魔女見習いのキキは、コリコの街で出会った少年、とんぼを助けます。

救助の一連の様子が、テレビで生中継されるのです。

その時のバーサは、テレビを食い入るように見る様子が描かれています。

こちらの場面から、バーサも飛ぶことに興味があるのではないか、と捉えることができます。

見た目とバーサの様子から、少なからず『天空の城ラピュタ』ドーラと関係があるのではないでしょうか。



『魔女の宅急便』バーサと『紅の豚』おばあさんに関係が?

『魔女の宅急便』老婦人のお手伝いさん、バーサには、もう一人祖先だと言われている人物が存在します。

『紅の豚』飛行艇の製造会社の臨時アルバイトとして登場するおばあさんです。

名前もなく、登場シーンもとても短いキャラクターです。

おばあさんが登場する『紅の豚』は、飛行艇に乗るパイロットたちのお話。

『魔女の宅急便』や『天空の城ラピュタ』と同じく、空が舞台ですね。

『紅の豚』のおばあさんは、『天空の城ラピュタ』空賊のドーラと同様、見た目が『魔女の宅急便』バーサと似ています。

『紅の豚』のおばあさんに至っては、表情や雰囲気までもがそっくりです。

また、『魔女の宅急便』バーサは、作品中で、

 

「黒猫に箒。本当にひいばあさんの言っていた通りだ」

 

というセリフがあります。

魔女見習いのキキが黒猫ジジを連れ、箒に乗って現れた場面です。

『魔女の宅急便』バーサは、『紅の豚』で登場するおばあさんがひいおばあさんではないか。

という疑惑がセリフに表れているのです。

ただし、残念ながら『紅の豚』おばあさんにも『魔女の宅急便』バーサと関係があるという、決定的な根拠はありません。

あくまでも状況判断です。私個人の意見としては、

 

①『天空の城ラピュタ』ドーラから始まった魔女の言い伝え

②言い伝えが世代を超え『紅の豚』のおばあさんに伝わる

③さらに時を経て『魔女の宅急便』のバーサに伝わる

 

という流れで『魔女の宅急便』バーサまで言い伝えられたのではないか。

と考えています。

つまり、三人とも血縁関係にあるという見解です。



声優は誰?『魔女の宅急便』バーサと『天空の城ラピュタ』ドーラ

『魔女の宅急便』老婦人のお手伝いさん、バーサの声優は、関弘子(せきひろこ)さん。

『紅の豚』飛行艇修理会社の臨時アルバイト、おばあさんの声も担当しています。

二人のキャラクターの声の主が同じだったとは驚きです。

バーサとおばあさん、そして『天空の城ラピュタ』空賊の女リーダー、ドーラを含めて三人が血縁関係にあるのでは?という疑惑を深めますね。

関弘子さんは、声優としても数々の功績を残された方です。

テレビドラマにも出演していた女優でもあります。

昔のドラマを見るのが好きな方は、ご存じの方もいらっしゃることでしょう。

 

一方、『天空の城ラピュタ』空賊の女リーダー、ドーラの声優は、初井言榮(はついことえ)さん。

新劇三大婆さん役女優の一人です。

新劇とは、明治時代以降に新しく広まった演劇のことを指します。

日本の伝統芸能である能や狂言、歌舞伎の演劇の後に展開されたジャンルと言った方がわかりやすいでしょう。

伝統演劇を旧劇、現代のような演劇を新劇と呼びます。

『天空の城ラピュタ』ドーラは、まさにおばあさん役のトップが演じたプロのおばあさんだったのです。

驚いたのは、初井言榮さんは実際はおばあさんと呼ばれる年齢を経験していないことです。

初井言榮さんは1990年に61歳という若さで亡くなりました。

本当のおばあさんだったことはないのです。

おもしろいですね。

初井言榮さんは、主にドラマや映画で活躍された方。

アニメでの声の出演は、ほとんどありません。

初井言榮さんが活躍された時代は、現代ほどアニメが普及していない時代でした。

仕方ありませんね。

もっと長生きしていたら、名作と呼ばれているアニメにも数多く出演していたことでしょう。

『天空の城ラピュタ』ドーラは、声優としての貴重な作品の一つです。



まとめ『魔女の宅急便』バーサと『天空の城ラピュタ』ドーラの関係

いかがでしたか。

今回は、『魔女の宅急便』老婦人のお手伝いさん、バーサと『天空の城ラピュタ』空賊の女リーダー、ドーラの関係性についてまとめました。

一見、どちらも一作品のおばあさんのキャラクター。

そこへさらなるおばあさん。

『紅の豚』飛行艇製造会社の臨時アルバイト、おばあさんが関わってくるという不思議な関係でしたね。

女の子ではなく、全ておばあさんという共通点が、先祖や関係性を疑わせる一端を担っているのでしょう。

声優が同じだと、おばあさん同士の声を比較してみたくなりますね。

考えれば考えるほど、疑わしくなっていきます。

何度見ても、見るタイミングによって感じ方の変わるジブリ映画。

今回登場した3つの作品は、

魔女見習いのキキが一人前の魔女に成長していく姿『魔女の宅急便』
伝説の天空の城、ラピュタを目指す旅『天空の城ラピュタ』
飛行艇に乗るパイロットを描いた『紅の豚』

ジブリの映画を見る際は、ぜひ他の作品のキャラクターのことを意識して見てみてください。

さらにおもしろい発見があるかもしれません。

今回のお話の中では触れていませんが、『天空の城ラピュタ』ドーラの少女時代の姿にも注目です。

ドーラのセリフの中に、「ドーラ自身の若い頃は『天空の城ラピュタ』主人公シータのようにかわいらしかった」と嘆く場面があります。

ほんの数秒間だけ、ドーラの少女姿が映し出されるのです。

ドーラは、『天空の城ラピュタ』シータにそっくり?

『魔女の宅急便』魔女見習いのキキにそっくり?

真相は藪の中。ぜひご自身の目で確認しながら、お楽しみください。



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