コメント

  1. 村上晶 より:

    お母さんの入院している病院の壁に貼ってあるカレンダーを見ると昭和33年(1958年)ではないかと思われます。
    7月、8月。

    • 桜でんぶ 桜でんぶ より:

      村上晶 様
      当サイトにご訪問くださりありがとうございます。

      『となりのトトロ』の時代設定について一般的には、昭和30年代前半と言われているので、
      病院のカレンダーが昭和33年であることも、うなずけますよね。
      私も当初はそう思っていました。
      そして、
      たしかに当初は「昭和30年代初期」として映画製作が進んでいました。

      ところが、調べていくと、
      2011年公開『コクリコ坂から』のパンフレット
      "企画のための覚書「コクリコ坂から」について 「港の見える丘」"において、
      宮崎駿監督が次のように語っています。

      "「となりのトトロ」は、1988年に1953年を想定して作られた。TVのない時代である。"

      また「ジブリの教科書3 となりのトトロ 」(文春ジブリ文庫)では、
      「昭和30年代初期というのは、実は嘘で・・・」と、宮崎駿監督のインタビューが掲載されています。
      (Part2監督が語るトトロの世界 P.73 舞台設定と家の話)

      さまざま情報があると混乱を招くと思い、宮崎駿監督が語った内容をもとに記載させていただきました。

      お母さんの病室やお父さんの書斎など、カレンダーはさまざまシーンで登場しますがそれぞれ違っています。
      年代の設定ひとつを取っても、ジブリの世界は興味深いものばかりですね。

      各シーンでの年代の違いについては、こちらのサイトでも詳しく紹介されています。
      https://ghibli.jpn.org/trivia/totoro-era/

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