1995年にスタジオジブリ作品として公開された『耳をすませば』といえば、なんといってもかっこいいイケメンの天沢聖司くんですよね。
あ、ちなみに読み方は「あまさわ せいじ」です。「てんさわ」じゃないです。
天沢聖司は、当時14歳だったあの高橋一生さんが務めました。
これって『耳をすませば』が金曜ロードショーで地上波放送されるたびに話題になりますよねー!
収録して1週間後ぐらいに声変わりが始まったので、マジギリギリでの収録だったようです。
その天沢聖司くんは、バイオリン職人になることを夢見てイタリアへ留学をしました。
ところが、原作コミックでは画家を目指した青年として描かれていたことをご存知ですか。
なぜ、ジブリ作品ではバイオリン職人を夢見る青年に変更されたのでしょうか。
気になりますね!
また、天沢聖司くんがストーカーではないか?とSNS上で話題になっています。
はたして、天沢聖司くんはストーカーなのでしょうか?
雫のことが好きな天沢聖司くんがストーカーと語られるのには理由があるようです。
さまざまな情報を集め考察してみました。
では一緒に見ていきましょう!
天沢聖司|声優は子役時代の高橋一生さん!何歳だった?
映画『耳をすませば』のキャスト声優で、あの俳優さんが出演しているのです!
高橋一生(たかはし いっせい)さんです。
主人公・月島雫の友達で、天沢聖司(あまさわ せいじ)役を務めました。
高橋一生さんは1980年生まれ、映画『耳をすませば』の公開が1995年なので、15歳のときの出演となります。収録当時は14歳でした。
そりゃあ声を聞いて高橋一生さんだとは気が付かないですよね。
ネットでも「えっ!?天沢聖司の声が、あの高橋一生なの?」との声が多いんです。
メディアでお見受けするようになったのは20代中頃と記憶していますが、子役時代は劇団に所属していて10歳のとき『ほしをつぐもの』(1990年公開 ビートたけし主演)に映画初主演されています。
そしてこの『耳をすませば』は、実写化が発表されているのですが、なんとファンからは「耳すまの実写化はやめて!」なんて声があがっているのです。
くわしくはこちらをご覧ください。
耳をすませば
↓天沢聖司役の声優をされた当時の高橋一生さんのコメントが印象的でしたね‥
#耳をすませば pic.twitter.com/AuMy1VBtfJ
— 雪だるま (@Yukidaruma_4488) August 26, 2022
ジブリ作品では、俳優やタレントをキャスト声優として起用する例が多いと言われていますよね。
たしかに多い!
しかし、宮崎駿監督としては積極的に起用するというつもりはないようで、"作品のキャラクーに合う声を探しているだけ"とのこと。
ジブリ作品の出演をきっかけに、声優として活動領域を広げている俳優・タレントさんも多いですよね。
あらためて、宮崎駿監督や高畑勲監督、鈴木敏夫プロデューサーはじめとしたスタジオジブリの"先見の明"に驚きます。
天沢聖司|ストーカーといわれる理由って?読み方はあまさわせいじ
天沢聖司くん(あまさわ せいじ)は、ジブリ映画作品『耳をすませば』の主人公 月島雫(つきしま しずく)が恋をするイケメンな中学3年生です。
読み方は「てんさわ」じゃないですよ。
ジブラーと呼ばれるファンの間でも、根強い人気を誇るカッコいい男の子なんですよ。
天沢聖司がストーカーではないか?とネット上ではつぶやかれています。
その理由は、雫へのアプローチの仕方が"ストーカー的"ということのようです。
あんなにかっこいいのに、ストーカーなんて!
朝方に待ち伏せして、奇跡だ!とかいうストーカー。犯罪です。
※ただし天沢聖司に限る#耳をすませば#天沢聖司#高橋一生 pic.twitter.com/6l1jXc7XUM
— らんすろ (@lansurosan) January 11, 2019
いやいや、あの"耳すま"作品を見るかぎり、天沢聖司くんには全くストーカー感はなく、爽やかそのもの。
かっこいいという表現以外に何があるのだろう?と思ってしまうほどです。
でも、
たしかに、雫が夜明け前に部屋の窓を開けたら聖司くんがいるっていうのは、出来すぎたお話のようにも感じますが・・・
それでストーカー説が世の中に広がっていくのは、天沢聖司くん推しの女子たちからしたら少し寂しいですよね。
そのほかには、図書カードを使ってのアプローチが"ストーカー的"という見方もあるようです。
でも、たしかに時代を感じますよね。
昔、本を借りるときには図書カードが普通で"この本は○○さんも読んだ本"とわかったんですものね。
それがいまや、個人情報だとかなんとかって、これも少し寂しい気がします。
ジブラー女子の間では、耳すまのキュンキュンする場面として、雫がふと、自分が借りた本の図書カードには、すべて"天沢聖司"と書かれていることに気づくシーンを挙げています。
天沢聖司ってどんな人なんだろう。
かっこいいのかな?イケメンかな?なんて、観ている方がドキドキする印象的なシーンですよね。
時代によって、イメケン・かっこいい!と言われたり、ストーカーと言われたり。
これは作品を観る側の立場によっても違うのかもしれませんね。
『耳をすませば』は1995年のスタジオジブリによって映画化されました。
そのほか、作品の設定年代がいつ頃か?については、こちらの記事をご覧ください。
https://ghib-mori.com/mimiwo-butai-174
天沢聖司がかっこいい!雫を好きになったのはいつ?
かっこいい天沢聖司くんはなぜ雫のことが好きになったのでしょう?
とっても気になるテーマです。
ジブリ作品『耳をすませば』では、主人公の月島雫が天沢聖司くんの存在に気づくまでは、さまざまなストーリーが展開されていますよね。
ある意味、雫の魅力を紹介しているシーンです。
図書カードを見て、ふと"天沢聖司"という人物の存在に気づくわけですが、すでにその時、天沢聖司くんは雫のことが好きでいるようです。
先に、想いを寄せたのは聖司のほう。
なぜ天沢聖司くんが雫のことを好き何なったのかについて、劇中では具体的なことが出てこないのです。
ということで、
天沢聖司がなぜ雫を好きになったのかについて考察してみます。
次の2点を挙げてみました。
◉天沢聖司が結構マニアックな本を借りたとき、図書カードに雫の名前があったから。
◉図書館で雫が本を読んでいる姿に惹かれたから。
人を好きになる理由って、本来"ない"と思っている私です。
聖司くんが"こんなマニアックな本、誰も読まないだろう"と思って手にした図書カードに雫の名前があったら"興味を持つ本が一緒な女の子"と気になる存在になるかも知れません。
また、いつも図書館で集中して読書している雫の姿に心が奪われたのかも知れません。
色々妄想してしまいますね(笑)。
ジブリ作品『耳をすませば』は、ヒロインの雫よりも、天沢聖司の方にスポットが当たるようです。
それは、天沢聖司くんの爽やかなカッコよさから、いろいろ妄想するファンが多いことも理由の一つなのかも知れませんね。
少し話は逸れますが、
スタジオジブリ作品の主人公は"出会った瞬間"にお互いに好意を寄せています。
『天空の城ラピュタ』『ハウルの動く城』『崖の上のポニョ』などなど、そうですよね。
しかしこの『耳をすませば』は近藤喜文(こんどう よしふみ)監督の作品です。
宮崎駿さんは演出プロデューサーという形で携わりました。
この天沢聖司と月島雫の出会い方にキュンとするということで根強いファンが多い作品でもあります。
天沢聖司の夢|原作では画家!ジブリではバイオリン職人!実写ではチェロ奏者!
『耳をすませば』には原作があることをご存知ですか。
柊あおいさん原作のコミックです。
そもそも柊あおいの「耳をすませば」
の原作コミックとジブリ映画版
はかなり違いがある、原作だと
天沢聖司はバイオリン職人では
なく画家を目指す青年で、弟
同様読書好きの兄・航司が登場
し、しかも兄・航司は雫の姉・汐
と交際しているという設定が出てくる
しかし映画版はここら辺を描いていない pic.twitter.com/uImYvR0g4B— 赤ずきんフミちゃんのリボン (@looney1940) January 14, 2020
ジブリ作品では、コミックのストーリーとの違いがいくつかあり、相違点が多いことでもよく話題になる作品です。
その中でも大きく違うのが、天沢聖司くんの夢です。
コミックでは画家を目指しています。
ジブリ作品ではバイオリン職人を目指しています。
大きな違いですよね!
では、なぜジブリ作品では画家からバイオリン職人に変わったのか?
気になりますね。
それは、宮崎駿さんが映画の主題歌として「カントリーロード」を使いたかったということが大きな理由なのです。
天沢聖司が演奏する「カントリーロード」に合わせて、雫が歌い出すシーンは、この作品でも印象的なシーンです。
ジブリ作品では、聖司と雫が心を通わすきっかけになる大事なシーンですが、原作にはないシーンなんて、びっくりです。
そのほかSNS上では、天沢聖司の夢はコロコロ変わる!なんて言われているんですよ。
それは、2022年10月公開の『耳をすませば』実写版で、天沢聖司はチェロ奏者になっているからなんです。
実写版のビジュアルも公開されて、話題になっています!
そう言えば、バルト9で耳をすませばのチラシ手に入れました。ちゃんと原作柊あおいさんになってて、しかも「コミック版」って書いてあるのはやさしい。
(原作とジブリ版かなり違うので)
表と裏で10年経ってる。
本チラシは9月かな…#宣伝美術が好き pic.twitter.com/XSJsevLzZV— さめしまめぐみ (@KAORURURURU36) May 10, 2022
『耳をすませば』で天沢聖司の夢が原作・アニメ映画・実写映画で違うのは、それぞれの諸事情があるようですね。
コミック作品の原作では、聖司のお兄さんが登場したり、そのお兄さんと雫の姉が付き合っていたり、そのほか少女漫画にありがちなストーリーが目に付く印象です。
私は、そのストーリーを"思春期を迎えた若者に向けたメッセージ"に焦点を当てた物語に昇華させたのが、スタジオジブリ作品『耳をすませば』なのではないかと思っています。
天沢聖司の夢は、画家であれ、バイオリン職人であれ、チェロ奏者であれ"自分にとって、熱量の上がることを見つけ目指すこと"は一緒です。
私は、スタジオジブリが『耳をすませば』に込めたメッセージ性に深く共感するのです。
やっぱり、いいな!ジブリ。
https://ghib-mori.com/mimiwo-emoi-2008
天沢聖司くん『耳をすませば』のまとめ
・収録1週間後に高橋一生さんは声変わりが始まった。
・天沢聖司の雫へのアプローチがストーカーといわれる理由?。
・雫が読みそうな本を先回りして読みしていたことがストーカー的と言われている。
・天沢聖司の夢は、原作コミックでは画家、ジブリ映画ではバイオリン職人、実写映画ではチェロ奏者
・天沢聖司が雫のことが好きな理由は、読書のジャンルが一緒なことがきっかけ?
・そのほかには、雫が図書館で読書に集中する姿に一目惚れ?
根強いファンが多い作品でもある『耳をすませば』。
ヒロインの雫よりも、イケメンでかっこいい天沢聖司のほうに話題が集中するキャラクターです。
ストーカー?なんて呟かれることが、天沢聖司の人気を示しているのかも知れませんね。
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