コクリコ坂から|メルの家事力はすごい!メルの意味や髪型について

コクリコ坂から
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2011年に公開された『コクリコ坂から』のヒロイン松崎海(まつざき うみ)は、朝食を作るシーンでもわかりますが"家事力"があり、凛とした女性という印象ですよね。実際の年齢よりも上に見える気がします。

なぜか親しい友人からは名前ではなく「メル」と呼ばれていますよね。女子からはもちろん、次第に男子学生からも信頼を得ていくリーダー的な存在です。そんなメルが、ずっと心に想っている父のこと、そして風間俊との関係も気になるところ。

またネット上ではメルの髪型がとても可愛いと話題になっています。

今回は、『コクリコ坂から』のヒロイン松崎海(メル)の魅力についてお伝えします。

一部、物語の重要な部分に触れていますので、お含みください。




『コクリコ坂から』メルの家事力はすごい!ところで何でメルなの?

劇中では「海」と呼ばれたり「メル」と呼ばれたりしているので、はじめて映画を観た方は、少し混乱してしまうのではないでしょうか?

それに、海のことをなぜメルと呼ぶようになったのかについて、劇中では触れていないのでわかりづらいところもあるようですね。ネット上でもそんなツイートが見受けられます。

メルとは、海のニックネームで、海の友達はみな、親しみを込めて"メル"呼んでいます。

意味は「海」のフランス語であるラ・メール(la mer)からきているんですよ。

このニッネームを付けた人は、コクリコ荘の住人"北斗さん"であると原作の漫画(高橋千鶴・佐山哲郎)「コクリコ坂から」に描かれています。

映画『コクリコ坂から』で"北斗さん"は、北斗美樹(ほくと みき)さんという研修医として描かれていますが、原作では、北見北斗(きたみ ほくと)さんという獣医を目指す男性が、"海はフランス語ではラ・メール(la mer)"であるとメルに教え、その"メール"がつまってメルとなった、という経緯が描かれています。

映画では、原作からのキャスト変更(男性から女性へ)があったことも、メルの由来について触れることがない展開になっているので、映画を観ただけではわからないんですよね。

しかし、ジブリファンの間では愛称の由来にまつわる話は有名なようです。

メールといえば、フランス語でmere(メ-ル)は「母」という意味です。母性豊かな海のイメージに合っているような気がしますね。このことも関連しているのでしょうか?

劇中で、それまで"松崎"と呼ばれていた風間俊(かざま しゅん)から、はじめてメルと呼ばれた時のメルの嬉しさに満ちた表情はとても印象的なシーンです。

 

北斗さんほか、登場人物についてはこちらをどうぞ!

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『コクリコ坂から』メルの家事力はすごい!年齢はいくつ?

メルは学生という本業がありながら、コクリコ荘の運営を一手に引き受けています。そんな二足のわらじを履いた生活をしているせいか、私は、実年齢よりも上に感じながら映画を鑑賞していました。

ではここで、他のキャストとともに年齢を整理してみます。

松崎 海(まつざき うみ) 17歳 港南学園高等学校の2年生
ストーリーは1963年(昭和38年)の初夏なので、つい数ヶ月前までは高校1年生だったということになりますね。

風間 俊(かざま しゅん) 18歳 高校3年生
松崎 空(まつざき そら) 16歳 高校1年生

メルは、母がアメリカへ留学中のため、コクリコ荘を運営するという大きな仕事を担っています。すごい環境ですよね。

私が高校2年生の時に、あれほど要領よく家事をこなし学業もしっかりこなせていたか?と考えると、とてもとても!難しいことです。

あらためてメルの凄さを実感します。



『コクリコ坂から』メルの家事力はすごい!なぜメルばかり家事を?

『コクリコ坂から』で印象的な朝ごはんを作るシーン。要領よく家事をこなすメルの姿は、もう"母"そのものという印象です。

しかしネット上では、なぜメルだけが家事をするのか?ということついていろいろ話題になっているようです。

そうですよね、妹も弟もテレビ観たさに、おつかいも行ってくれないので、確かにそう感じるのも無理ないなぁと思いました。

でも、メルが夕食後、ガリを切っているとき、空があと片付けを手伝っている描写があるあるので、その辺は姉妹で相手を思いやりながら家事をやっていたのでしょう。

また、メルが夕食を取らなかった日、朝食の準備でお釜にお米を浸水させていたのは、きっと空でしょう。それを見たメルはハッとした表情をしますが、そこで空の成長を感じたでしょうね。いい姉妹です。



『コクリコ坂から』メルの家事力はすごい!松崎家の長女であるメル

私はこの映画を観て、メルが食事の準備をすることやコクリコ荘の運営を任されていることを、メルが長女だからとすんなり受け入れていました。これは映画を観る側の年代の違いでしょうか(笑)

それは、何気ないように見える朝食のシーンにもヒントとなることがあります。

留守にしている母のために供える陰善(かげぜん)の隣に座っているのは、長男である陸(りく)です。

コクリコ荘の管理人である祖母(松崎 花)側が上座(かみざ)ですので、母・長男・次女そして、運営を任されている長女の順に座っています。

このことからもわかるように、家庭の中にはいろいろな"きまり"があった時代です。

 

これは我が家でのエピソードですが、

子どもが食事のお手伝いをしてくれているとき、まず最初に父親へご飯を装(よそ)うよう私が伝えたところ、それがなぜなのか?当然のことですが、意味がよくわかっていない様子でした。

そのとき親として気付かされました。遺していきたい日本の心を日頃から子どもに丁寧に伝えていきたいな!と。

しかし、共働きが普通になっている現代では、そのようなことをしている家庭は少ないかもしれませんね。

この先、子どもが社会に出るような年齢になり、上座はどこか?自分の立場を考え下座に座ろう、なんて自然に考えられる大人になってほしいと、この映画を観ながら思いを深くした母であります。



『コクリコ坂から』メルの髪型ってかわいい!

『コクリコ坂から』で印象的なシーンはなに?と聞かれたら、オープニングで描かれている、メルが目を覚ますところから朝食の準備、登校までのシーンを挙げる方も多いのではないでしょうか?

その中で、髪の毛を結ぶシーンは、手際良く身支度を済ませるメルの日常を描く中でとても大好きです。

メルの幼少期のシーンや、母と空・陸と4人で写っている写真でも、メルは三つ編みのツインテールです。幼い頃からこの髪型なんですよね。

ネット上でも可愛いと話題です。

髪型が話題になるということは、女子テキに"メルへの憧れ"があるのでしょうね。納得です!だってホントいい子ですもの。

メルの父を思う気持ちを考えると、父のためあえて幼い頃からの髪型を変えないと捉えることができるかもしれませんね。


『コクリコ坂から』メルと俊の関係は兄妹か?ふたりの父は一緒?【ネタバレ】

ストーリーが展開される1963年は、戦後の混乱でメルと俊の関係のように、血のつながりは無くても兄妹として育ったということがたくさんあったことと思います。

メルの父親も俊の父親も澤村雄一郎(さわむら ゆういちろう)であることを知った二人。

しかし、お互いの気持ちを理解している二人は、そのことを知っても、前向きな姿勢で学園生活を送ります。

でも、これは戸籍上のことで、俊の本当の父親は、奇しくも命を落としたメルの父親の親友の立花洋(たちばな ひろし)。

母から真実を聞くことができたメルは、溢れる涙を抑えることができず、それを見た母は動き出します。

このメルと俊を取り巻く大人たちの行動が、親の立場で観ていると、熱く込み上げてくるものがありますよね。自分は子どもの気持ちをそのように汲み取ってあげられているだろうか?なんて。

戸籍上、父親が一緒ということになると、メルと俊の思いはその後どうなるのか、とても気になるところです。

二人の前向きな考え方を見ていると、素敵な未来が待っているような気持ちになりますね。



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