スタジオジブリ作品を子どもに見せたいんだけど、何歳ぐらいから、どの映画を見せたらいいんだろう?と考えることありませんか?
2歳でジブリスタートをしていた我が家の子ども(女の子)は、4歳ともなると、さまざまなジブリ作品を見るようになり、その中でも特に気に入ったものは繰り返し見ていました。
今回は、4歳当時、子どもが楽しんで繰り返し見ていた作品を、当時の子どものリアクションなども交えながらお送りします。
記事では参考までに『作品名』(上映時間)を記載しています。ジブリスタート作品選びのヒントになれば嬉しいです。
ジブリ好き女の子4歳|おすすめしたい映画 ベスト7選!
子どもと一緒にジブリ作品を見ていると「えっ?そのシーンがおもしろいの?」と思うようなところを挙げてくるんですよね。親としては子どもの感想が聞けるので、そんな会話も楽しんでいました。
これからご紹介する作品は、我が家の子どもが繰り返し見ていた作品です。ホント何度繰り返して見たかわからないほど(笑)。
では、見ていきましょう!
ジブリ好き女の子4歳おすすめ!『天空の城ラピュタ』(124分)
これはまず、なんといっても"飛行石"にハマりました。
そして、ラッパを吹く格好をして「プッププー」とか言いながらパズーの真似をしたり、お料理をするシータの真似で、お手伝いをするようになったり、ケッコー長い間遊びに取り入れていました。
また"呪文を唱えると光る"という飛行石のおもちゃ(*)があり、お気に入りのおもちゃとして当時お友達と一緒に呪文を唱えて遊んでいました(笑)
*商品名:天空の城ラピュタ 光る飛行石 光のみちびき(音声認識マイク内蔵)
大人の場合、印象的な呪文はやはり「バルス」だと思うのですが、子どもにとってはその呪文の意味もよくわからないためか?おばあさんがシータに教えていた呪文「リテ・ラトバリタ・ウルス・アリアロス・バル・ネトリール」を石に向かって唱えて楽しそうでしたね。
ジブリ好き女の子4歳おすすめ!『となりのトトロ』(86分)
これは我が家の子どもにとって、ジブリスタートの作品でもあり、夫がはじめて娘に買ってきたぬいぐるみも"トトロ"でした。
また、幼稚園のお帰りの会などでは「さんぽ♪」を歌っていたようで、家では映画の音楽に合わせて、私と一緒に行進をするという遊びをしていました。(笑)
あとは、この作品を見るようになってから、買い物してきたばかりの"きゅうり"をみると「メイちゃんみたいに食べたい」といってカリカリ食べています。(笑)
ジブリ好き女の子4歳おすすめ!『魔女の宅急便』(102分)
この作品もリピート率の高い作品です。
子どもの反応を見ればわかるのですが、やはり"主人公になりきっている"感を全開にして見ています。
その後「聞いててね」と言いながら、私に絵本を読んで聞かせてくれるようになりました。
ジブリ好き女の子4歳おすすめ!『崖の上のポニョ』(101分)
この作品は、ジブリスタート当初はあまり夢中にならなかったのですが、4歳頃はとてもハマりました。テンポの良い曲と覚えやすい歌詞を、とても気に入って歌っていました。つい口ずさんでしまいたくなる歌ってすごいですよね。
大人が見るととても深い物語ですが、子どもはポニョが女の子になっていく様子や、目がついている波の様子などを、かなり食いつくように見ていました。
ジブリ好き女の子4歳おすすめ!『紅の豚』(93分)
この作品は、夫が見たくて買っていたDVDで、2歳頃にも見ていたのですが、ジブリループが訪れたようで、4歳の頃は繰り返し見るようになり「まさかコレにハマるの?」とびっくりしたものです。
タイトルではなく"ブタのやつ"といっていたので、単純にブタのお話と思っていたのかもしれませんが、やはりお決まりで、登場人物の女の子の真似をして遊んでいました。
一番喜んで見ていたシーンは、ポルコのアジトでフィオがマンマユート団たちに雄弁を振るうシーンです。
かっこイイという印象を受けたのでしょうか、この頃は、家で片付けをしない夫に対して、両腰に手を当てながら怒っていたことを思い出します。
その後、小学生になってから、久々に一緒に見る機会があったのですが、見飽きるかな?と思ったら「このシーンがいいよね!」なんていいながら最後まで見ていました。
ポルコとジーナの若い頃の回想シーンでは、まったく様相の違う二人なのに「これ、ジーナさんとポルコでしょ」と理解して見ていたようです。
ジブリ作品が子どもの思考力・想像力を育んでいるなぁ、とあらためて感心しました。
ジブリ好き女の子4歳おすすめ!『猫の恩返し』(75分)
この作品は、音楽にハマったと言った方がいいかもしれません。つじあやのさんの「風になる」にハマり、ウクレレも買いました。(笑)
また、単純に"猫の世界"というものを楽しんでいたようです。この頃近所で猫を見つけては、喜んで追いかけていました。きっと気分はハルになっていたのでしょうね。
ジブリ好き女の子4歳|おすすめしたいジブリ以外の短編作品
これまでご紹介した作品の上映時間は、短くて1時間15分、長くて2時間です。
うちの子は"まだまだじっとして見ていられない"というお子様には上映時間が短い作品はいかがですか?
スタジオジブリが設立される前の作品ですが、高畑勲監督・宮崎駿監督のスゴさが伝わる作品ばかりです。
ジブリ好き女の子4歳おすすめ! 『パンダコパンダ』(34分) 『パンダコパンダ 雨ふりサーカスの巻』(38分)
演出:高畑勲、脚本:宮崎駿(1972年公開)
この作品を見たあと、我が家の子どもは逆立ちにハマりました。
そしてつい口ずさんでしまいたくなる歌「ミミちゃんとパンダ・コパンダ」を、ずっと歌っていました。
とにかくミミ子ちゃんが可愛い!ミミ子ちゃんとパパンダ・コパンダの出会いのシーンが描かれている『パンダコパンダ』を見せると、間違いなく「もっと見たい!」となること間違いなし!
『雨ふりサーカスの巻』は、子どもがさらにワクワク、ドキドキするようなストーリー展開。
我が家ではなぜか?ぴょんぴょん跳ねながら見ていました。
ジブリ好き女の子4歳|おすすめしたい映画 まとめ
いかがでしたか?
ご紹介した作品は、すべて絵本があります。
我が家では、DVDで見てから絵本を読んだ作品、絵本が先で「この映画見たい」と言い出した作品、さまざまあります。
何をきっかけにして子どもが"楽しい"と感じるのかわからないものです。
まずはどんな作品があるのか図書館や書店で子どもの反応をみるのも良いかもしれませんね。
親から見ると、この作品は"内容が難しいかも"と感じてしまうようなものでも、見せてみると意外に集中して見る作品が多いのもジブリ作品の特徴だと思います。
リアルを追求した映像がもたらす美しい風景などは、子どもにも、その世界観は通じているようです。
また"日本語が美しい"のもジブリ作品の良さの一つです。
"子どもの心を育むジブリ"ダンゼンおすすめです。
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