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ジブリスタートおすすめは3歳!映画は絵本と一緒に楽しもう

ジブリスタート
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いま子育て中の方で、私はジブリを見て育った!という方、そして"ぜひ自分の子どももジブリに触れて欲しい"と感じている方はたくさんいるのではないかと思います。

しかし、スタジオジブリ作品は長編アニメーションなので「子どもに長時間視聴させるのは少し心配」と考えている方も多いのではないでしょうか?

絵本では「ブックスタート」という取り組みが各自治体であり、当時私も大変参考になりました。

では、ジブリスタートは何歳からがいいのか?どんな作品がいいのか?など、今回は、子どもとのジブリタイムの楽しい過ごし方の提案ができればと思います。

現在、我が家の子どもは小学2年生(女の子)です。
これからご紹介することは、我が家での取り組みの一例です。お子様やご家庭の事情により状況は変わってくると思いますが、少しでも楽しい子育てのヒントになれば嬉しいです。




ジブリスタートは3歳から?どの作品?-我が家の場合

子どもは動くものに興味を示しますよね。

テレビはもちろんですが、YouTubeなどの動画配信が日常になっている今、子どもが動画を視聴する機会も多くなっています。

しかし、子どものさまざまな発達面を考えると、1,2歳で動画を見せっぱなしというのは少し心配です。

我が家で子どもがジブリに触れはじめたのは、夫が視聴するため購入していたDVDに興味を持ちはじめたのがきっかけです。
当時子どもは2歳頃でした。それまでも"しまじろう"などの短い上映時間の映画は飽きずに見れていたので、夫と「これはジブリもいけるかな」と話し合い「ジブリスタート」となりました。
作品は『天空の城ラピュタ』(124分)。同じく家にあった『ルパン三世 カリオストロの城』(100分)『紅の豚』(93分)なども飽きずに見ていました。
当時子どもが見るのを嫌がったものは・・・
★『もののけ姫』(133分)
冒頭に登場するタタリ神のことでしょうか?「(このおはなし)怖くて見たくない!」といい、最後まで見ることはなく、その後再び見るようになるまでには、ずいぶん時間がかかりました。
★『千と千尋の神隠し』(124分)
湯婆婆のことが「あのおばあさん怖い!」との理由から、一度は最後まで見たものの、当時、繰り返し
見ることはしませんでした。

https://ghib-mori.com/rapyuta-sita-474

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でも、この数年後には、これらの作品を「見たい」と自ら言い出して、繰り返し見る時期がやってきます。



ジブリスタートのおすすめは3歳|レンタルDVDで好きなものを!

我が家は子どもの様子を見て少し早めのスタートでしたが、子どもの発達とともに自我が芽生え、一人遊びではなく、友達と遊ぶことを楽しむようになってきた3歳頃には、動画を見せる機会を徐々に増やしてもいいのかなと思います。

その理由は、友達との関わりの中で"自分以外の人の気持ちを考える"ということができてくる時期に、ジブリ作品を見ることで、相手に対する思いやりをはじめとした、豊かな想像力が育まれていたと、今振り返って感じます。

でも、ジブリ作品は長編なので、まずは飽きずに見ていられるものはなんだろう?とDVDをレンタルして見せてみることにしました。

【レンタルしたDVD】
『となりのトトロ』(86分)
『魔女の宅急便』
(102分)
『崖の上のポニョ』
(101分)
子どもの趣味嗜好は人それぞれですので、あくまでも参考程度ですが、我が家の場合『となりのトトロ』『魔女の宅急便』は、何度も何度も繰り返し見ていました。そして意外だったのが『崖の上のポニョ』は、当時あまり本人の好みに合わなかったようです。

https://ghib-mori.com/ponyo-seiyuu-698

結果、何度も見ていた作品の視聴回数とレンタル代を考えたら、DVDを購入した方がいいだろうと考え、『となりのトトロ』、『魔女の宅急便』のDVDは購入しました。

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ジブリスタートのおすすめは3歳|ハマる作品があったら絵本でも!

子どもは気に入った作品を何度も何度も繰り返し見たがります。「どうしてそればっかり見るの?」と聞くと「だって楽しいんだもん」とのこと。

宮崎駿監督が"単純に「楽しい!」と思うものがいい"とコメントされるのをよく聞きますが、まさしく子どもの「楽しい!」の感性に任せてみるのがいいんだな、と感じていました。

主人公になりきっている?セリフをシンクロさせて大喜び!

同じ作品を何度も見ていると、次第に子どもはセリフを一緒に叫び出すようになりました。

たとえば『となりのトトロ』なら、

「まっくろくろすけ出ておいで!出ないと目玉をほじくるぞ!」を、間もピッタリ合わせて叫んでいました。そして、サツキやメイと同じ気持ちになったことに満足なのか、満面の笑みで喜んでいました。

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『魔女の宅急便』なら

キキが、ニシンのパイを届けた時のシーンを"おとどけものやさんごっこ"と称して、何度も繰り返し遊んでいました。私がキキ役で子どもが孫娘役、またその逆をやったり、もうセリフも覚えちゃって、数え切れないほど玄関先で演じました(笑)。

これも「なんでこのシーンばかりなの?」と私が聞くと、どうやら孫娘の子がバタン!と戸を閉めた時のキキの表情が印象に残っているようでした。

親としては"子どもが感じた印象に残るシーン"を知る機会にもなり、嬉しいかぎりです。
また、飽きるまで同じ作品を見せるということ、とことん同じ遊びに付き合う、ということが子どもの"楽しい記憶"につながり、心を耕していると感じています。



ジブリスタートのおすすめは3歳|きっかけは図書館で自ら手に取った絵本

そんな遊びが家で流行っていた時期、図書館で子どもが「これがいい!」と持ってきたのが、徳間書店のアニメ絵本でした。

えっ!また?どんだけハマってるの?違うものにしたらいいんじゃ?と思ったのですが、それは大人の考え方だったようです。

最初は「読んで!読んで!」でしたが、幼稚園年長頃には、この絵本をひとりで読むようになりました。


ジブリスタートおすすめは3歳|語彙が増える「DVD×絵本」

子どもが読みたいといってきた本と、DVDを繰り返しみていた様子を振り返って気がついたことですが、結果、子どもの語彙力が上がっていったように感じます。

その理由は、DVDではキャラクターの心情を読み取らなければならないシーンでも、絵本ではその心情が言語化されているため、DVDを見る→絵本を読むを繰り返すことで、語彙が豊富になっていったからなのです。

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たとえば、

キキが、マキさんから依頼を受けた荷物である"黒猫のぬいぐるみ"を森に落としてしまい、ジジが身代わりになってカゴに入り、甥であるケットにお届けするというシーン。

絵本では、次のような文章になっています。

「あの 家?」
ジジが ふあんそうに たずねます。
「うん。うごいちゃ だめよ。」
「いきは?」
「できるだけ しないで。」
キキは、きんちょうして おりて いきました。

この文章を読むことで、キキが降り立つ時の表情が"緊張している"と理解するようになり、その後"胸がドキドキするようなこと"を「緊張した」というようになってきたのです。

これは、スタジオジブリ作品ならではの相乗効果だ!と感じていることのひとつです。

読み聞かせが先か、映像(DVD)が先かは、子どもの状況を見ながらですが、繰り返し好きな作品を見せていたことが、このような副産物を生むなんて、さすがジブリ作品!と感心しています。


ジブリスタートおすすめは3歳 まとめ

いかがでしたか?
子どもが好む作品はそれぞれなので、我が家の子どもを一例にしてお話ししましたが、おすすめしたいのは、やはり絵本と映像の併用ではないかと感じています。
語彙力は、すぐ身につく力ではないので、子どもが興味を持ったものを入り口にして楽しく増やしてあげたいものですね。

https://ghib-mori.com/ghibli-start4-1813



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